中山忍 姉・美穂さんからもらった唯一のアドバイスとは「凄く珍しいこと」リハーサル会場まで駆け付け...
2025年4月23日(水)10時51分 スポーツニッポン
女優の中山忍(52)が23日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月〜金曜前9・50)にVTR出演。昨年12月6日に急逝した姉の中山美穂さん(享年54)との初共演の裏側を語った。
美穂さんの存在を「姉でもあり母でもあり父でもあった。正直なところ、本当に無条件に子供でいられたのは姉の前だけだったなって」と語った忍。
美穂さんからは「1回だけ」仕事のアドバイスをもらったことがあるという。昨年3月の紫吹淳とのライブ前に、「今ライブのことで悩んでいてどうしたらいいか分からない、みたいな話をした時に、姉から珍しく1週間後くらいに連絡があって。ライブどうだったの?って。それって凄く珍しいこと。どうしていいか分からないって話をしたら、じゃあお姉ちゃん行くよって言ったんです」とリハーサル会場まで駆け付けたことを明かした。
「すぐ帰るかなって思ったら最初から最後までいた」と振り返り、その場で「もう大丈夫、そのままで楽しめばいい。本当にお客様に喜んでもらいたかったら、見ていただきたいのなら最後までやりきりなさい」との言葉をもらったという。
「最後までやりきる」という仕事への姿勢が、今年1月のフジテレビ系ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」に出演していた美穂さんの代役を申し出たことにつながった。忍は「姉が衣装で着ていたエプロンを使わせていただいて、姉がつけていたメガネをそのままでやらせていただきたいんですって。どういうふうに演じたかったかなって考えて、お姉ちゃんのためにできることをやらせてもらったことが凄くありがたかったです最初で最後になってしまったが共演することができて感謝しています」と声を震わせて振り返った。