森七菜 「すごすぎる」女形を見事に演じきった主演俳優の振る舞いに感銘「ものを落とされたときに...」
2025年4月23日(水)20時42分 スポーツニッポン
女優の森七菜(23)が23日に都内で行われた、映画「国宝」(監督李相日、6月6日公開)の完成報告会に出席。主演で俳優の吉沢亮(31)の振る舞いに感銘を受けたと語った。
任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄の50年を描いた同作。吉沢亮が、稀代の女形として脚光を浴びていく喜久雄を演じた。
兄のように慕っている喜久雄に恋をする、歌舞伎役者の娘・彰子を演じた森。撮影には途中からの参加となったが、吉沢の振るまいに感銘をうけたという。
「現場で吉沢さんのことを見ていたのですが、ずっと炎みたい。青い炎だった。すごく優しく接していただけたのですが、どこか近寄れなくて。喜久雄じゃない時間ってあるのかなって、彰子として心配していた」と回顧。
「演目の前の移動中、ものを落とされたときに、すごくきれいに女性らしくものを拾われた瞬間があったんです。“すごすぎる”と思いました」と説明し、「こういう時間を彰子は目にしていくのだなと思うと、次のシーンの手助けになったので感謝しています」と笑顔で語った。