「あんぱん」千尋“医師が無理”な本当の理由 釜次「気合」5連発!ネット沸く「まさか」「アニマル浜口」
2025年4月23日(水)8時15分 スポーツニッポン
女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は23日、第18話が放送された。話題のシーンを振り返る。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第18話は、取っ組み合いのケンカになった柳井嵩(北村匠海)と柳井千尋(中沢元紀)に、柳井寛(竹野内豊)は後継ぎは要らないと告げる。そして、何をしながら生きるのか、見つかるまで必死でもがけと助言。なりたいものが分からない嵩は、高知第一高等学校の受験を決意。朝田のぶ(今田美桜)とそれぞれ勉強に励む。そして迎えた受験の日。のぶが家族に見送られていると、登美子(松嶋菜々子)が突然現れる。状況を把握したのぶは意を決して走り出し…という展開。
朝田くら(浅田美代子)は千尋のことを「スッとしちょって、カッコええもんね。きっと5年も経ったら、御免与町町のゲイリー・クーパーや」と例えた。
千尋が気兼ねして医師の道に進むのをやめた、は嵩の勘違いだった。“立ち聞き”には続きがあり、千尋は心の底から法律家を目指していた。もう1つの理由は「わし、血が苦手ながです。血を見ると、ゾッとしてヒューッと血の気が引くがやき」と告白。嵩は高知一の難関校を当面の目標とした。「あの人が、喜ぶ顔を見たくて」。漫画を押し入れにしまった。
年が明け、1936年(昭和11年)。受験の日が近づく。
嵩は戸籍を見つめていた。「登美子」「千尋」の欄は「×印」——。
のぶを見送る朝田釜次(吉田鋼太郎)は「気合じゃ!気合じゃ、気合じゃ、気合じゃ!分からん問題でも、気合で何とかしちゃれ!」、草吉は「いつもより、粘り強い生地に仕上げた」という「合格あんぱん」でエール。のぶは「勇気100倍や」と感謝した。
嵩が受験票を忘れたことを知ると、のぶは激走。嵩に受験票と合格あんぱんを届け「そんな大事なもん忘れるらあて、嵩のボケ!」。自身の受験会場に急行した。女子師範学校。のぶは何とか間に合い、試験官の黒井雪子(瀧内公美)が門を閉めた。
SNS上には「えっ、血が苦手?」「まさかの血が苦手な千尋」「立ち聞きは最後まで完遂しなきゃダメだ(朝ドラヒロインノルマ)」「アニマル浜口w」「アニマル釜じい」などの声。反響を呼んだ。