横浜流星 歌舞伎名門の跡取り息子役に「愛することから始めました」「自分と正反対で、苦手な人間」

2025年4月23日(水)19時54分 スポーツニッポン

 俳優の横浜流星(28)が23日、映画「国宝」(6月6日公開、監督李相日)の完成報告会に出席した。歌舞伎名門の御曹司役を演じ、その“役作り”について語った。

 同作は任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生をささげる主人公・喜久雄(吉沢亮)の50年を描いた壮大なストーリー。

 横浜は上方歌舞伎の名門・丹波屋の看板役者である花井半二郎(渡辺謙)の跡取り息子で、喜久雄の親友でありライバルの俊介を演じた。「俊介という人物は自分と正反対で、もっと言ってしまうと苦手な人間」だったことを明かし、「だから普通の役作りと違う、まず理解し、愛することから始めました」と振り返った。

 そして、完成した作品を見て、「まだまだ力不足も感じましたし、非常に幸せな時間を過ごせました。完成した作品を見て、やっぱり芸に人生をささげた彼らの生きざまが美しくって感銘を受けましたし、何より励まされました」と感想を述べた。

 また、同作品はカンヌ国際映画祭の「監督週間部門」に選出されており、「もう映画人としてカンヌって憧れの場所だし、(吉沢と)京都で喜びを分かち合いました。魂を込めた作品ですので、心からうれしいですし、上映されて海外の方々がどう受け取り、感じてくださるのか非常に楽しみです」と喜びを語った。

スポーツニッポン

「歌舞伎」をもっと詳しく

「歌舞伎」のニュース

「歌舞伎」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ