天才スパイ・ロイドでも解読不能「SPY×FAMILY」アーニャの深層心理が全く読めずに困惑の渦
2025年4月24日(木)22時0分 ABEMA TIMES

本物の精神科医ならどんな見解を示すのか、気になって仕方がない! アニメ「SPY×FAMILY」第20話では、アーニャ・フォージャー(CV:種崎敦美)の深層心理が解読不能すぎて、ロイド・フォージャー(CV:江口拓也)が困惑してしまう場面があった。
【映像】アーニャの深層心理を読み解こうとするロイド(13分55秒ごろ〜)
学校で「興味のある職業について調べる」という社会学習の課題を出されたアーニャは、父・ロイドの仕事について調査することにした。ロイドは並外れた観察眼と記憶力を持つ敏腕スパイだが、表向きにはバーリント総合病院で働く精神科医という顔を持っている。
病院を訪れたアーニャは、ロイドに院内を案内されながら仕事に就いた理由を直接ロイドにインタビューしたり、超能力で同僚たちの心を読んで病院でのロイドの評判や仕事ぶりを探るなどしつつ、熱心にメモを取り続けていた。
診療室を見学していた最中、ロイドはスパイ仲間に呼ばれ、席を外さなければならなくなった。診療室には隠し通路があるため、部屋の中を触れられたくないロイドは、アーニャに自分が戻ってくるまでの間おとなしく「箱庭」で遊んで待つよう言いつけて部屋を出た。箱庭とは、机上の箱の中に人形や小物を好きなように配置する心理療法で、この遊びで深層心理がわかるのだという。
しかしアーニャは、ロイドの心を読み隠し通路のことを知ると、ロイドが部屋を出た直後に“悪い顔”をして隠し通路を開けるレバーを引く。そしてこっそり通路を伝って他の部屋を覗くなどすっかり探検を楽しんでいた。
アーニャが探検から診察室に戻ると、ちょうど用事を終えたロイドが帰って来る気配がした。「ちち帰ってきた!」と焦るアーニャは、「いそいで何か作らないと!」と箱庭に目をやると、何も考えずにすべての小物や人形を箱庭に放り込む。当然箱庭はカオスと化していた。
箱庭を見たロイドは「な……何だこれは……見たことのない症例だ」と深刻な表情を見せると、要領を得ないアーニャの説明も相まって「なんてことだ……意味はわからんがとにかく大惨事!」と困惑してしまった。
アーニャが作ったカオスな箱庭を生真面目に分析し始めたロイドは、孤児院から知らない大人のもとに連れてこられたアーニャが極度のストレスを抱えているのは当然で、心の闇が膨れ上がって巨大化していると判断。「これは俺の弱さだ。スパイ失格だ!早急なケアを!」と猛省すると、普段よりもアーニャに優しく接したのだった。
ロイドの壮大な勘違いからの困惑ぶりが「ちちの箱庭分析、面白すぎる」「勘違い祭りすぎるwwwwwwwwww」「めっちゃ心配してるうける」など、SNS上でも視聴者の笑いを誘ったワンシーンだった。
現在配信中のアニメ「SPY×FAMILY」は、「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中の遠藤達哉氏による漫画が原作。凄腕スパイのロイド・フォージャーが極秘任務のために精神科医に扮し、殺し屋の妻ヨル・フォージャー、人の心を読むことができる超能力者の娘アーニャ・フォージャーと“かりそめの家族”としてお互いの正体を隠しながら暮らすスパイアクションコメディだ。TVアニメは2022年にSeason1が、2023年にSeason2が放送され、Season3が2025年10月から放送されることが決定している。
※種崎敦美の「崎」は、正式には“たつさき”
(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会