テリー伊藤対談「森永卓郎」(1)古舘さんの楽屋の前で見た光景は…

4月24日(金)9時5分 アサ芸プラス

●ゲスト:森永卓郎(もりなが・たくろう) 経済アナリスト。獨協大学経済学部教授。1957年生まれ、東京都出身。東京大学卒業後、日本専売公社、日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局等を経て、91年から三和総合研究所(現:三菱東京UFJリサーチ&コンサルティング)の主席研究員を務めた。難しいと思われがちな「経済」をわかりやすく明快な語りで解説し、生活者の味方として人気がある。ミニカーや空き缶ほか、雑貨のコレクターとしても有名。昨秋、自身のコレクションを集めた「B宝館(びーほうかん)」を埼玉県所沢市に開館。公式HP[ http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~morinaga/ ]
 日本の「格差社会」の到来を早くから予見し、常日頃から生活者の目線に立った視点で政治経済を語る森永卓郎氏。「報道ステーション」の古賀氏降板騒動の裏話から、大金を持たずとも楽しく生きる森永流・幸福論までたっぷり伝授してくれた。意外な情報に、天才テリーも目からウロコがポロリ!?
テリー 3月27日に起こった、「報道ステーション」(テレビ朝日系)の古賀茂明さんと古舘伊知郎さんのバトル、森永さんは観ていましたか? 古賀さんは、テレ朝の早河洋会長らの意向で番組降板が決まったと突然に説明しだして、古舘さんは「それは違う」と反論して‥‥。
森永 あの日、僕は「朝まで生テレビ」と「ニュースなぜ太郎」という番組の生放送があって、古舘さんの楽屋があるフロアの喫煙ルームにいたんですよ。
テリー ああ、ガラス張りの喫煙室ですね。
森永 そう。目の前が古舘さんの楽屋で、僕はずっとそこでタバコを吸っていたので、たまたま現場の裏を目にしてしまったんです。
テリー どんな様子だったんですか。
森永 古舘さんの楽屋の前に、報道ステーションのスタッフが20人ぐらい集まって、人であふれていたんですよ。
テリー それは事件のあとですね。
森永 はい。私は何人か知っているスタッフがいたので、「どうしたんですか?」と聞いて。スタッフは「いやあ、もう生放送であんなふうに一方的に話されたら、現場は手の施しようがない」と。
テリー 森永さんは同じコメンテーターとして、この事件をどう見ましたか。
森永 私はまずは確かめたいと思って、番組スタッフに「古賀さんの言ったことは本当なんですか。官邸から圧力がかかっていたんですか?」と直球で聞いたんですよ。そうしたら「そもそも古賀さんは準レギュラーで、必要な時に呼ぶスタンスです。下ろす下ろさないの話も、官邸から圧力があったというのも聞いたことがない」と。
テリー ふーむ‥‥。
森永 実は私、古賀さんとは20年以上のつきあいなんです。その中で知っていることは、古賀さんはウソをつく人じゃないんですよ。
テリー 森永さんが古賀さんと出会ったのはいつですか。
森永 彼が官僚だった時代に、私はその外注先のシンクタンクにいたんです。
テリー どんなお仕事をされていたんですか?
森永 古賀さんの指令でコンピュータを駆使して、経済動向のシミュレーションを行うんですね。古賀さんは10年に1人の逸材と言われているくらい、とにかく優秀な人として知れ渡っていました。
テリー なるほど。特に優れていたのは、どんなところだったんですか?
森永 バカな官僚はわけのわからない指示を出して、しかもその内容がコロコロ変わるんです。でも彼は絶対に指示がブレない。だから仕事の要求自体はきついんですけど、注文を受けているこっちは、指示が一貫している分、ストレスがまったくたまらないんです。
テリー 非常に優秀な方だったと。
森永 正義感も非常に強い人なんです。だから彼が発言した以上、少なくとも古賀さんは「官邸からの圧力で下ろされた」という認識を持っていることは間違いないと思います。だから、古舘さんやスタッフの証言と、古賀さんの認識が全然違っているんですよ。
テリー どういうことなんですかね。
森永 正直言ってよくわからないんです。古賀さんはテレ朝の早河会長や古舘プロジェクトの社長とか、とにかくトップレベルと話をしていると説明しましたね。でも例えば私なんて、プロデューサーと話すこともめったにないぐらいの出演者です。だから今回の事件は、私レベルの一コメンテーターが辞める・辞めないといった話じゃないことは確かなんですよね。

アサ芸プラス

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