さいたまスーパーアリーナでのワンマンライブ、オリコン1位がプレッシャーに...!? 仮面女子が明かす苦悩と決意

4月24日(金)17時30分 おたぽる

新生・仮面女子が始まろうとしている。

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 今年の元日に発売された「元気種☆」がオリコン週間ランキング1位を取り、11月23日にはさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブを控える仮面女子。その最上位ユニット・アリス十番の初期メンバーで最年長だった渡辺まありが、4月12日に卒業した。1月から冠番組『仮面女子のやっぱ全力だね〜!』(テレビ東京)の放送がスタートするなど、順風満帆だった中、なぜ彼女は"卒業"という選択を選んだのだろうか? ユニットが勢いに乗ってきた矢先の出来事に、不安を感じたファンも少なくないはずだが、朗報もある。

 3月11日に発表された"組閣"では、仮面女子のスチームガールズから上位ユニットのアリス十番に昇格する澤田リサをはじめとする13名が昇格。新たに"仮面をかぶるメンバー"も誕生することになり、"新生・仮面女子"が始動しようとしている。今回は、4月12日に卒業した渡辺まあり(卒業前に取材)、仮面女子のリーダー・桜のどか、アリス十番になる澤田リサ、仮面女子候補生ユニットのOZからスチームガールズに昇格する水沢まい、同じく候補生ユニット・ぱー研!からアーマーガールズに昇格する楠木まゆにインタビュー。渡辺まありの卒業、そしてこれからの仮面女子について、秘められた想いを聞いた。

——今回の組閣でメンバーが大きく入れ替わってしまいましたが、仮面女子のリーダーでもある桜さんは、仮面女子を立て直さなければという思いはやはり強いですか?

桜のどか(以下、桜) すごく思いますね。メンバーはもう一丸となって新しい仮面女子に向かって頑張っていこうという思いしかないのですが、ファンから「今、仮面女子、大丈夫なのか?」という声を耳にするんです。でも、私からすると、そこは心配することじゃないと思うんですよ。これまでもメンバーの入れ替わりはありましたが、最終的に残っていくのは、意志の固いメンバーだと感じています。今年のはじめにオリコン週間ランキングで1位も取らせてもらい、今さいたまスーパーアリーナのワンマンライブに向かって水面下で着実に基盤を作っているところなので、ファンのみなさんには何も心配しないでいただければと思っています。早く安心してもらえるように形にしたいですし、"新生・仮面女子"をお見せするのが楽しみです!

水沢まい(以下、水沢) 私はスチームガールズのメンバーが少なくなったから昇格できたと思われるのが嫌で、昇格は当然のことだったと思われるくらいの戦力になりたいです。

楠木まゆ(以下、楠木) 私も同じです。やはりTwitterなどでエゴサーチをしても、メンバーが少なくなったから昇格できたと書かれているので、新しくなって勢いが落ちたと言われないように頑張らないと、と思っています。

——ファンからしてみると、オリコン1位を取り、冠番組も持っていて勢いがある中で、「なぜ?」という感じがありますよね。しかし、逆に今までにない勢いがあることが、プレッシャーになってしまっている部分もあるのでしょうか?

桜のどか(以下、桜) それもあると思います。そう思うメンバーもいるのかもしれません。今までは常設劇場のP.A.R.M.Sで毎日、メンバーと切磋琢磨しながらライブをして、ファンとも距離がすごく近くて......という環境でしたが、いきなりメジャーなお話をいただいたりすることが、自分がやりたいことはこれなのかと考えるきっかけになりました。その中で、じゅんちゃん(天木じゅん)が夢に向かうためにグラビアに専念することにしたりと、それぞれが違う道を考えるようになったのかなと思いますね。

——今の状況が、メンバーそれぞれが自分をあらためて見つめ直すきっかけを与えたということですね。

桜 そうです。だから、決して卒業もマイナスのことではないと思います。卒業したメンバーもそれぞれの道に進んでほしいし、私たちは一丸となってさいたまスーパーアリーナのワンマンライブの成功と国民的地下アイドルを目指してやっていこうと決意できました。

■中途半端な気持ちではいけないと思い、卒業へ

——渡辺さんも、少なからず今の状況が、長らく考えてきた将来について、卒業という答えを導き出したということでしょうか?

渡辺まあり(以下、渡辺) 初期メンバーの私は、ライブをしたくて4年前からここで活動を始めました。ずっと大きいステージでライブをしたくて、本当に信じられないくらいどんどん大きなステージに立てるようになったのですが、私はその先に女優になりたいなどの目標がありませんでした。それで、何をしようかと考えたときに、趣味でもあったクッキー作りの教室を開きたいと思ったのです。この仕事をやりながらとも考えましたが、やはり毎日ライブをして、家に帰るのも夜中なので、両立は難しいと感じました。そして、将来のことを真剣に考えたとき、こんな中途半端な気持ちで仮面女子にいてはいけないと。ほかのメンバーには本当に仮面女子を真剣にやってほしいし、私自身も真剣にやらなければと思ったとき、私はここにいてはいけないとわかり、卒業という決断ができました。

——渡辺さんは、これまでを振り返って、後輩に伝えておきたいことはありますか?

渡辺 私たちのデビュー時は常設劇場もなく、まず劇場を作ることから始まりました。アイドルだけど普通のアイドルとは違うということを、ロックフェスなどに出たりしながら、初期メンバーで確立させてきたことが、ここまでつながったのだという思いがあります。だから、新しく入ってきたメンバーにも、劇場だけがすべてではないということを知ってほしいです。仮面女子は、夏になったらロックフェスなどいろいろなイベントに出演すると思いますが、そういうところで、アイドルっぽいだけじゃ駄目なんだと知ってもらいたい。ヴィジュアル系バンドさんと対バンするときも、女の子のお客さんに見られることが多いので、本当にすべてのジャンルの人に受け入れられるパフォーマンスをして、新メンバーは新しいジャンルにも踏み込んで、"仮面女子はかわいいだけではダメ"ということを学んでいってほしいです。

水沢 OZは"アイドル"という感じがしますが、スチームガールズはスチームパンクで、仮面女子はロックな感じなので、仮面女子になったら、カッコいい水沢まいになろうと決意していたんです。だから、しっかりやっていきます!

楠木 ぱー研!はアリスプロジェクトの中で一番正統派なグループだから、仮面女子とは一番かけ離れたグループだと思っています。アーマーガールズはかわいい系の音楽もありますが、仮面女子はカッコいい音楽なので、どちらも使い分けられるアイドルになっていけたらと思います!

——澤田さんは、ついに最上位ユニットのアリス十番になりますね。

澤田リサ(以下、澤田) まさか自分が昇格できるとは思っていなかったから、本当にここまできたんだって思います。今年で4年目になりますが、当時はまだ14歳で、アリス十番のライブによく、くっついていって見ていたので、自分がアリス十番になるんだと思うと本当に不思議です。

——みなさんが昇格できた理由は、なんだと考えていますか?

水沢 ライブを楽しんでいたことですかね。あまり人気を気にせずに、明るくポジティブに、毎日幸せにやっています。

楠木 私は事務所に所属したのが去年の5月で、まだ1年もたっていないんです。スライムガールズからぱー研!に昇格してからはずっとセンターに立たせてもらっていますが、人気があまりないと思うんです。だから、人気とかではなく、毎日ブログを更新したり、告知をしたりとか、すごく当たり前のことですが、当たり前のことをできない人もいるので、そういうことをきちんとやってきたからかなぁ......。

——楠木さんは、見ていると、すごく順調に昇格していっているように感じます。

楠木 そうですね、けっこうそう思われているかもしれません。今回、OZからスチームガールズに昇格する星愛奈ちゃんはずっと2年間くらいやってきているので、そういうメンバーに比べたら、けっこう順調かなと思います。でも、そういうのもわりとプレッシャーで、挫折をするとすぐに辞めてしまう人もいるので。これから先、絶対に大変だと思いますが、自分に勝っていきたいです!

桜・渡辺 (笑)

澤田 なんで笑ってるの!?

桜 いや、面白いなって。なんか純粋だなって(笑)。

渡辺 発想が純粋です(笑)。

——そんな年長メンバーから見て、若手の2人はいかがですか?

桜 やはり、それぞれのユニットで輝いていたメンバーだと思います。今、仮面女子に入ってすぐに輝くというのではなく、仮面女子に入ることでもっとパワーアップしてくれるのではないかという期待がすごく大きいです。

——澤田さんはいかがしょうか?

桜 すごくうれしいですね。リサぴょんはパワフルで本当に表現も大きいし、笑顔も最高で元気なんですよ。若さにあふれてエネルギッシュなところが、アリス十番のカラーにも合っているので、激しくダイナミックなパフォーマンスを期待しています。

渡辺 私もリサぴょんに入ってほしいと、ずっと思っていました。ライブを休まなくて、すごく丈夫だし。アイドルは健康じゃないとやれないので。あと、落ち込んでいる姿も見たことがありません。すごく前向きなので、アリス十番を絶対良くしてくれると思います!

■たまアリは通過点であり最大の試練

——では、さいたまスーパーアリーナのワンマンライブを成功させるために、鍵となることはなんだと考えていますか?

桜 絶対成功させるという信念を持ち続けることが大切だと思います。自分たちが信じられないと、絶対に成功しないと思うんですよ。

水沢 イメージすることは大事なことだと思います。私もドロシー【編注:OZのセンターを担うキャラクター】になった姿をずっと想像していたんですよ。だから、さいたまスーパーアリーナのライブが成功してみんなが輝いている姿をイメージし続けて、それを現実にします。

楠木 さいたまスーパーアリーナは本当に広くて、私たちはまだ一番広い会場でも、対バンライブで1000人も入らないくらいの会場だし、ワンマンライブも経験したことがないので、未知の世界で想像ができませんが、まず体力を作る必要があると思います。今はP.A.R.M.Sで踊っているだけでも疲れてしまうので。だから、体力作りをしていって、ダンスも今の動きでは小さいので、さいたまスーパーアリーナに見合うように頑張っていきたいです。11月は、あっという間に来てしまうと思うので。

——先輩メンバーから、体力作りのアドバイスはありますか?

渡辺 気持ちの問題だと思います。私もそんなに体力がある方ではないですが、ライブの途中で抜けたりすることはなかったです。本当に"やり抜く"という気持ちだけでやってきたので。

桜 毎日ライブを全力でやり続けていると、いつしかそんなに疲れなくなったと思う時が来るんですよ。私、2年前のTOKYO IDOL FESTIVALで倒れたんです。でも、その後からは絶対に倒れないし、抜けなくなりましたね。だから、本当に日々の訓練だと思います。

澤田 今振り返ると、ライブハウスでやっていた時は弱かったなと思います。P.A.R.M.Sで毎日ライブをするようになってからは、無敵になりました。でも、私アリス十番に入るために、今すごく特訓をしていて。毎日筋トレと1キロ走っています。

——着々とさいたまスーパーアリーナのライブに向かって、準備が進んでいるのですね。そんなみなさんは、4月3日から新しい冠番組『やりきり!仮面女子 〜天下取るなら、イッちゃって!〜』(TOKYO MX、毎週金曜日深夜1時35分〜)が始まりましたね。

桜 タイトルの通り、どんな無理難題が出てきても、仮面女子が全員で乗り切るという番組です。5分間の枠ですが、仮面女子の魅力がグッと凝縮されていて、笑えると思いますよ。まず4週分の収録をしてきましたが、サイコロを振って出たお題をやりきるというゲームをします。今回はレシピや取扱説明書などをセクシーに読むなどのお題があり、ちょっと抵抗もありましたが、私たちのやりきる精神を見てほしいです。

——『仮面女子のやっぱ全力だね〜!』(テレビ東京系、毎週水曜日深夜2時05分〜)と合わせて、冠番組が2本になりますが、番組を通してやっていきたいことはなんですか?

桜 番組をいただいたことは、すごいチャンスだと思っています。私たち、メディアに出たくても出られない時期がとても長く続いて、ライブアイドルとして毎日ライブをしてきましたが、それだけでは私たちを知らない人に知ってもらうことはできません。今は、たまたま番組を見て気になった一般の方が、劇場に来てくださることもかなり多くなったので、世の中の多くの人に知ってもらえることがすごくありがたいです。ほかのアイドルとは違うということをどんどん世の中に届けて、バラエティとはまた違ったライブのカッコよさも知ってもらえたらと思います。

——では、最後に仮面女子にとって、さいたまスーパーアリーナのワンマンライブとは何かを教えてください。

桜 通過点です。もちろん成功させなければ先はありませんが、そこをゴールにはしたくないです。大成功させたら、たぶん可能性が無限に広がると思います。だから、すごく楽しみですが、「成功してよかったね」で終わらせたくないし、成功しないとその先もないので、なんとしても成功させなければならない、最大の試練ですね。

——ありがとうございました。
(取材・文/桜井飛鳥)

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