『正解するカド』3話 日本政府高官はビー玉の山に歓喜する「人よ、どうか正解されたい」

4月24日(月)18時0分 おたぽる

『正解するカド』公式サイトより

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「人よ、どうか正解されたい」
『正解するカド KADO:The Right Answer 』の第3話、ついに“この宇宙とは別の世界からやってきた別の存在”ヤハクィザシュニナと日本国政府の交渉が実際にスタートした。

 第3話までを観てもまだ先の展開がまったく読めないのでワクワクとモヤモヤに襲われている米光一成が全話レビューするよ。


■ヤハクィザシュニナは椅子を知らない

「これは何か?」
ヤハクィザシュニナ(CV:寺島拓篤)が、パイプ椅子を見て言う。
「座って体を休めるものだ」
真道幸路朗(CV:三浦祥朗)は、なぜか「椅子だ」と答えずに、もってまわった回答をする。
 ヤハクィザシュニナのもってまわった喋りが伝染したのか。
 ヤハクィザシュニナが座る。
 真道幸路朗「おまえパイプ椅子似合わないな」。
 この「似合う」が伏線となり、第3話の最後のキーとなるセリフにつながるのだ。


■あれよあれよと空港会談がスタートする

 真道幸路朗が言う。
「ヤハクィザシュニナは、この会談が公の場に置いて一般の報道陣にも公開する形で行なわれることを希望しています」
 政府陣は「一般公開だとッ!?」と驚き、ざわめく。
 だが総理はあっさり「受けよう」と答える。
 あれよあれよと空港で会談が行われることになる。
 めちゃくちゃ話が早い。

 空港での会談。
 ヤハクィザシュニナと真道幸路朗。
 日本政府側は、遙沙羅花(CV:M・A・O)。

「わたしが何者なのか、どこから来たのか、カドとは何なのか、それらを人類への言葉へと翻訳し説明したい」
 ヤハクィザシュニナは言う。

 ヤハクィザシュニナが「宇宙の外から来た」と言い、小さな腕を出してペットボトルを握り、消す。
 消えたペットボトルは、ヤハクィザシュニナの懐から出てくる。

 そして、カドと呼ばれる巨大な立方体の正体もヤハクィザシュニナによって解説される。
 カドは「異方との境界帯であり変換機構」だ。
 真道幸路朗が「異方」を「高次元世界」だと説明し、ヤハクィザシュニナは「その翻訳は適切ではない」とさえぎる。
「ローカライズと説明は俺にまかせると言っただろう」と、ふたりは少し揉める。


■日本政府高官はビー玉の山に歓喜する

 さらに「世界を推進するために」と言い、“ワム”を出現させる。
「ワムは、異方から電力を取り出す装置だ」
 ふたつの玉だ。ビー玉のようにも見える。
 しかも、無限に電力が出る装置だ。

 カドからワムがぼろぼろぼろぼろ出てくる。
 と言っても、見た目はビー玉なのだ。
 たくさんのビー玉の映像を見て「おおおおお!」とざわめく政府高官たちである。

「このワムをあなたがたに享受したい」
 これはどういうことだ。
 いきなり現れて、交渉することもなく差し出したのが無限再生可能エネルギー。
 これは、人類混乱必至のパターン。
 一国が強大なパワーを独占することを恐れ各国間で争いが起こるヤツだ。
 そして、ヤハクィザシュニナは言うのだ。
「人よ、どうか正解されたい」

 ガチのファーストコンタクトものアニメで、新しい感覚で進むのかと思いながら観始めたが、古典的SFな展開になってきた。
 それは、それで楽しみである。
(文/米光一成)

おたぽる

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