寺島進 北野武をアメリカまで「追っかけた」伝説 のちに褒められたという仰天失敗談も

2025年4月24日(木)6時20分 スポーツニッポン

 俳優の寺島進(61)が、19日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜後3・00)に出演。父親とも慕う北野武との思い出を回想した。

 番組では、あまたの映画で名バイプレーヤーとして活躍する寺島の半生を回想。特に北野武作品には10本も出演するなど、存在感を示している。北野武に惚れ込む寺島は「追っかけ。男が男に惚れてしまった瞬間」と理屈抜きだと語る。

 1980年代に自身の父親と、恩を受けた松田優作さんが立て続けに逝去。「後悔があった」という中で、北野武との出会いがあり、寺島は「後悔しないように」と追っかけになるほど入れ込んだ。

 ある時は北野が映画出演する噂を聞き、「それなら見学に行きたい」とノーアポで単身米国まで飛んだ。事務所にスケジュールなどをしつこく“取材”。当初は教えてもらえず、ヤマを張って渡米し、折角だからとニューヨークで舞台の見学などもして、ロサンゼルスに向かった。

 だが大陸横断バスに乗った際に、あるトラブルに遭遇し、これが北野を喜ばせた。それは長時間のバス移動で我慢できなくなり、車内で喫煙し発覚。おかげで強制的にバスから下車させられ、荒野のど真ん中で置き去りにされた。

 その後、ロスで出会った北野に、その話をしたところ「ゲラゲラ笑って。“うちの奴らは無茶するな”と。“うちの奴ら”と言われるのが、またうれしくて」と寺島は喜んだ。MCの明石家さんまも「そうか、無茶する人好きやからな」と北野の性格を理解して笑っていた。

スポーツニッポン

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