古市憲寿氏「友達だから擁護」 青井実氏の不適切言動→謝罪に「これはこれで問題」
2025年4月24日(木)11時53分 スポーツニッポン
社会学者の古市憲寿氏が23日深夜、TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1・00)に出演。フジテレビ「LiveNewsイット!」でメインキャスターを務める元NHKアナウンサー青井実氏(44)の“不適切な言動”について語った。
青井氏をめぐっては、フジテレビが9日に「青井キャスターの言動について社内からコンプライアンス推進室に報告があり、2025年2月より弁護士を交え、社内で慎重かつ適切に調査を進めてまいりました」と報告。「その結果、不適切な言動と認定される事案があったことから、今後出演を継続するにあたり二度と同様な言動がないよう、青井キャスターに申し入れを行い、本人からは関係者への謝罪と反省の意が示されました」とした。
また、同局の「FNNプライムオンライン」によると、青井氏は2024年5月ごろ、番組リハーサル中に、フリップの演出が上手くいかなかったことに対し、強い口調でスタッフを叱責。さらに、同年10月の放送終了直後、速報ニュースの対応をめぐり、自身がつけていたピンマイクを強い調子でキャスター台の上にある箱に放り投げ、その後、同番組で勤務する社員及びスタッフに対して、相当に厳しい口調で叱責したという。
古市氏は「どうしても友達だから擁護しちゃうんですけど。青井君がこの前、謝罪させられていて。何やったのかなと思っていろいろニュースとか見たら、クイズ形式でフリップがあって、フリップの答えが隠れてなくて“隠さないと意味ないよね”と注意したことが、パワハラじゃないかって問題になって。ひどいじゃないですか」とコメント。
「あとは、マイク投げつけたってあって。でも、ピンマイクで。ピンマイクを箱に放り投げたことが乱暴だって問題になって。結局、パワハラではなくて不適切だってことになったらしいんですけど。結局テレビで謝罪させられていて」と説明。
「これは、逆にどうだろうと思って。それを基準にしていったら、正当な業務上の注意もできなくなっちゃうじゃないですか。言い方とかはあるとしても。本来パワハラって、上下関係を利用して人格否定をするとか、業務に関係ないことを押しつけるとかってのは今の時代よくないと思うんですけど。でも、あくまでも業務範囲内。しかも青井君の場合はフリーアナウンサーなので。フリーアナウンサーとテレビ局員なり他のスタッフって、ある種対等というか。むしろテレビ局の人が上の可能性もあるじゃないですか。にもかかわらず、全部を青井君に押しつけていて、現場のミスを。これはこれで問題じゃないのって僕は思った」と語った。