青春映画の金字塔「リンダ リンダ リンダ」4Kでよみがえる!8・22から20周年記念リバイバル公開

2025年4月24日(木)9時0分 スポーツニッポン

 山下敦弘監督(48)の青春映画の金字塔「リンダ リンダ リンダ」が公開から20周年を迎えるのを記念して8月22日から東京・新宿ピカデリー、渋谷シネクイントほか、全国劇場でリバイバル公開される。配給・宣伝のビターズ・エンドが24日に発表。「リンダ リンダ リンダ 4K」としてよみがえる。

 2005年7月23日に封切られた作品は高校生活最後の文化祭で「ザ・ブルーハーツ」のコピーバンドを結成した4人の少女たちの奮闘を描いた一編。日本だけでなく海外でも人気を呼び、米国では映画にインスパイアされた少女たちが「THE LINDA LINDAS バンド」を結成し、22年の「サマー・ソニック」で「リンダリンダ」を演奏して話題になった。

 ひょんなことからボーカルに抜てきされ、3日間でブルーハーツをステージで歌うことになる韓国人留学生ソンを演じたペ・ドゥナ(45)は撮影を「かけがえのない思い出」と振り返り、「私の20代の出演作品の中で一番好きな作品のひとつ」と語る。

 ドラム担当の山田響子を演じた前田亜季(39)は4K版を試写で観た感想を「懐かしさで胸がいっぱいになると同時に、新鮮に感じる不思議さ」と述べ、撮影時について「実際の高校生活よりも青春していた日々」と述懐した。

 ギターの立花恵を演じた香椎由宇(38)は「まるで本当の同級生のように部活(バンド練習)に励み、あんなに何かに一生懸命になれたことも、国も年齢も違えどあんなに毎日毎日ただただ笑えたのも、演技なのか演技じゃないのか錯覚するように撮影に臨めたことも、私にとっての宝物の時間」としみじみ振り返る。

 そしてベースの白河望を演じたBase Ball Bear関根史織(39)は「どこへ行っても本当にいろんな人たちから『あの映画大好きなんです』と言ってもらえます。こんなにうれしいことはあまりない」と影響の大きさに感謝の言葉を口にした。

 当時28歳だった山下監督は「皆んながホント可愛い。監督しといてなんですが、自分にとって“奇跡の一本”だと思っています」と自身でも太鼓判を押している。

スポーツニッポン

「公開」をもっと詳しく

「公開」のニュース

「公開」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ