古市憲寿氏「中居さんサイドの意見がほぼ反映されていない」フジ問題めぐる報告書「意図があるんじゃ」
2025年4月24日(木)11時16分 スポーツニッポン
社会学者の古市憲寿氏と元放送作家の鈴木おさむ氏(52)が23日深夜、TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1・00)に出演。元タレントの中居正広氏(52)の性暴力に端を発するフジテレビ問題の第三者委員会の報告書について語った。
第三者委員会の調査により、中居氏の女性への性暴力やフジテレビによる二次加害が認定され、世間に大きな衝撃を与えた問題。
鈴木氏は「あれって本当は、フジテレビの膿を出すためのものなんだけど、そうではなかったよね」と指摘。
古市氏も「結構中居さんの部分がクローズアップされてましたけど。橋下徹さんとかも“おかしい”って言ってて。フジテレビのコンプライアンスとか仕組みを是正するためのものなのに、中居さんに関する事実認定みたいなことが前半だった」と話した。
鈴木氏は「そこがちょっとびっくりしたところがあって。フジテレビの後半に書かれていたことをメインに持ってくるのかなと思ったら逆だったというのが、俺の印象なんだよね」「フジテレビ側の意図が反映されちゃうのかなって思えなくもない」とコメント。
古市氏は「やっぱり中居さんサイドの意見がほぼ反映されていない状態だし。片側から作られたのかなって思っちゃうような内容だったので。あれは意図があるんじゃないかなって、どうしても思っちゃいました」「結果的に、フジテレビ側を免責しているとは言わないですけど。“中居さんがひどかった”みたいな感じで収めようとしているのかなって感じた」と述べた。