佐久間宣行氏 AD時代の壮絶体験語る「キャバクラ値切れって言われた」ハラスメント上司には“反撃”も
2025年4月24日(木)16時14分 スポーツニッポン
テレビプロデューサー佐久間宣行氏(49)がパーソナリティを務める23日深夜放送のニッポン放送「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(水曜深夜3・00)に出演。新人AD時代の壮絶な体験について激白した。
佐久間氏は1999年にテレビ東京に入社。現在のテレビ局の労働環境について「ADの働き方改革は起きている。3、4日職場に泊まりとかはない。やっているとしたらフリーのディレクターで仕事を抱えちゃってというのはあるかも。少なくともテレ東周りではないね」と言及した。
一方、自身の新人時代については「思い出したくない」とポツリ。ゲストのお笑いコンビ「マジカルラブリー」から「かまされた?」と続きを促されると、「一番酷い時期のADだと思う。就職も受験も倍率が異常で、入社したと思ったらこんなにいじめられるの?って」と切り出した。
具体的なエピソードとして「徹夜で編集やって、収録も22時とかまでやって。そのあと寝たいじゃない。でも(ディレクターら上司に)キャバクラに連れ回される。それで、一番酷いディレクターはキャバクラで値切ってこいって言う。まずADが行かされて、値切る交渉をさせられる」と明かすと、マジカルラブリーの2人は「ええ…」と驚き。
さらに佐久間氏は「ここまで酷いディレクターは1、2人しかいないけど」と前置きをした上で「お前ら番組の経費で落とせよとか。落とせるわけないじゃない。だから自腹で払ったりとか。キャバクラなんて(経費で)落とせるわけない」と明かした。
一方で、部下へのセクハラやパワハラなど目に余る行為を続けた当時の上司に“反撃”したことも告白。「六本木の路上でディレクターに膝蹴りして出勤停止を食らった。初めて言ったけど」とし、「べろんべろんに酔ったディレクターが女性ADにセクハラしたり、パワハラしたりで。最終的に止めようと思ったら膝蹴りしちゃった」と明かしていた。