ABEMA 国指定重要文化財「臨江閣」き損で謝罪 照明機材で高温照射、床板傷つける
2025年4月24日(木)23時44分 スポーツニッポン
ABEMAは24日、国指定重要文化財「臨江閣」をき損したと発表した。
23日に「ABEMA」の新作ドラマ撮影の際「照明機材による高温の照射により群馬県前橋市にある国重要文化財『臨江閣』の別館2階廊下の床板が、き損しました」と報告。
「直ちに撮影は中止とし、指定管理会社を通じて、報告を行いました。出演者や関係者にけがはありませんでした」とした。
「このたびは貴重な文化財を破損したことを深くお詫びいたします」と陳謝し、「今後、修繕に向けて真摯に取り組むとともに、再発防止に関しましては関係機関の指導に適切に従い、文化財の保護を徹底してまいります」と再発防止を記した。
「臨江閣」は1884年(明治17年)竣工。迎賓館として建てられた近代和風の木造建築。明治期の地方における迎賓施設の展開を理解する上で、高い歴史的価値を有するとして2018年に重要文化財に指定された。