ケンコバ 自身が遅刻して一番困る現場とは?「叱られたほうがずいぶん楽」芸人ならではの“事情”も
2025年4月24日(木)15時24分 スポーツニッポン
お笑いタレントのケンドーコバヤシ(52)が23日放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす!」(月〜木曜後11・30、土曜深夜0・00)に出演。遅刻した際のリカバリー方法について語った。
遅刻の話題になり、「アンガールズ」田中卓志は「遅刻したことはありますけど、リカバリーできたことはない」と告白。「その日は謝罪の一日で。すぐ元気になるのもおかしいし、ずーっとヘコヘコして」と明かすと、ケンコバは「これが芸人の難しいところで…ヘコヘコしてたら戦力にならへんわけ、落ち込んでたら」と芸人ならではの事情を語った。
田中もこれに同意しつつ「だから機転を利かせて『別にいいでしょ』ぐらいのスタンスで来られたほうが、みんなでワイワイ言える」と理解を示したが、「そうなんだけど、やっぱり真面目さが出ちゃう」と謝罪一辺倒になってしまうことを明かした。
これを受けてケンコバは「今から最低なことを言うけど」と前置きし、「ホンマに困るのが、もはや俺が一番エラい現場というか。スタッフ出演者込みでみんな若い。俺を叱れる人がいない現場で遅刻してしまった時、どうするべきかなと思って」と悩みを打ち明けた。
そして「叱られたほうがずいぶん楽」とも。「謝る相手がいないというか、謝ったらいいんやけど向こうもやりにくくなる」と加減の難しさを表現し、その場合の対策として「仮想敵を作る」と提言すると、共演者からは「え?」と怪しむ声が。
ケンコバは「何か具体的なのは言わない。『チッあいつ…』とか『こんなことになるねん!』とか。何かは言わない」と遅刻原因を架空の他人のせいにする戦略を紹介。「全部責任俺。やり方を変えなアカン」などと“黒幕”を匂わせる方法に、女優の筧美和子がズバリ「絶対バレてますよ。ヘアメークさんとかは絶対分かってます」と指摘。ケンコバは大笑いしていた。