古舘伊知郎 みのもんたさんとの“長い夜” 生番組2本の後に朝まで「顔真っ赤で何もしゃべって...」

2025年4月24日(木)20時38分 スポーツニッポン

 フリーアナウンサー古舘伊知郎(70)が24日、文化放送「あなたの知らない“ラジオのみのもんた”」(後7・00)に生出演し、3月に死去したフリーアナでタレントみのもんたさん(享年80)との長い夜の思い出を語った。

 同局出身のみのさん(享年80)を追悼する特番。パーソナリティーは、みのさんのかばん持ちをした経験がある古舘が務めた。

 古舘が司会を務めていた報道番組「報道ステーション」にも、みのさんが金曜コメンテーターとして出演したことがあった。みのさんを迎えるとあってか、テレビ朝日もその前に古舘とサシでのトーク番組を編成したという。

 「報道ステーション出てくれた時も、テレビ朝日が2時間の枠を夜のゴールデン7時〜9時、生で俺とみのさんがサシでずっと2時間。テレビ朝日の芝の中庭を見ながらしゃべるというのをやった後、そのまま『報道ステーション』の金曜コメンテーターでなだれ込んで、普通にやってくれたり」

 2番組で3時間以上、しゃべり尽くした2人だったが、この夜はそれでは終わらなかったという。「出てくれた後に、今度“どこどこのバーに”って」。夜深い時間から、まさかの飲みの誘いを受けたという。しかも、みのさんは翌日、早朝からTBS系「みのもんたのサタデーずばッと」の生放送を控えていた。「明日『サタずばッ』ですよ?って。“いいんだよ、古舘。そのままホテルに泊まるから。何なら、若いアナウンサーたちも呼びなさいよ”って。『報道ステーション』に関わっている男性アナ、女性アナ、全部呼んでくれて。僕も含めて行くわけですよ」。宴は盛り上がり、みのさんはそのまま朝の生放送に向かったという。

 ただ、みのさんの飲みっぷりに、さすがに心配になったという古舘。「心配になっちゃって、朝付けて見ました、テレビを、酔った勢いで」。当然、みのさんの酔いは覚めないままだったという。「全然、覚めてないじゃないですか?全然、寝てないし、顔真っ赤で何もしゃべってませんでした、その時。政治家の皆さんにみんなしゃべられて。自民党、公明党、社民党の人にしゃべらせて。真っ赤な顔でずっと黙ってました。だって、酔ってるんだもん」と振り返っていた。

 みのさんは67年に文化放送に入社。軽妙な語り口で「セイ!ヤング」「みのもんたのワイドNo.1」など、数々の番組で活躍。フジテレビ系「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」でのコミカルなナレーションで大人気を博した。

 会長を務める水道メーター製造・販売会社ニッコクの公式サイトで、3月1日に死去したことが発表された。死因は公表されていないが、1月に都内の焼き肉店で食事中に牛タンを喉に詰まらせて救急搬送され、一時心肺停止となり治療を続けていた。

スポーツニッポン

「みのもんた」をもっと詳しく

「みのもんた」のニュース

「みのもんた」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ