古舘伊知郎 みのもんたさんから“鬼電”の思い出 折り返してみると...「めちゃくちゃですよ」

2025年4月24日(木)20時11分 スポーツニッポン

 フリーアナウンサー古舘伊知郎(70)が24日、文化放送「あなたの知らない“ラジオのみのもんた”」(後7・00)に生出演し、3月に死去したフリーアナでタレントみのもんたさん(享年80)からの“鬼電”の思い出を語った。

 同局出身のみのさん(享年80)を追悼する特番。パーソナリティーは、みのさんのかばん持ちをした経験がある古舘が務めた。

 番組では、みのさんのラジオでの名調子を再放送。みのさんの代表的な出演番組「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」の音源も流された。

 すると古舘は「また思い出したんですけど、しゃべりを聴きながら…」と、みのさんと同番組での印象的なエピソードを披露した。

 「僕は『報道ステーション』をやっていて、土曜日か何かに、携帯から着信みたいなのがいっぱい入っているんですよ。みのさんなんですよ。“銀座の名店、お前ともよく行ったコバが、いよいよあの名店が閉じるということで、飲まなきゃならないよね?来るよね?古舘ね?”みたいなのが入っていて」

 なじみの店が閉店するのを機に、飲みに誘う留守電だったが、古舘は「その留守電がどうも普通の留守電じゃない」と察し、「ラジオを付けたんです」という。みのさんはその時間、「ウィークエンドを—」の生放送中だった。

 「そしたら、生放送中に俺に電話しているんですよ。みのさんに電話したら、生放送中に出て、携帯に。“名店コバが閉まる。今日行かなきゃダメだよな?古舘な?”って、生放送中にブッキングしているんですよ」。古舘は「必ず行きますから。何時に行けばいいですか?」と約束したというが、そのやりとりも当然、「放送中に流れちゃっている」。あらためて、当時のやりとりを「めちゃくちゃですよ」と打ち明けながらも、「結果、『報道ステーション』に出てくれたり、コメンテーターで出てくれたりいろんなことがあって」と懐かしんでいた。

 みのさんは67年に文化放送に入社。軽妙な語り口で「セイ!ヤング」「みのもんたのワイドNo.1」など、数々の番組で活躍。フジテレビ系「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」でのコミカルなナレーションで大人気を博した。

 会長を務める水道メーター製造・販売会社ニッコクの公式サイトで、3月1日に死去したことが発表された。死因は公表されていないが、1月に都内の焼き肉店で食事中に牛タンを喉に詰まらせて救急搬送され、一時心肺停止となり治療を続けていた。

スポーツニッポン

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