寺島進 普段は優しい松田優作さんに一度だけ叱られた意外な理由「俺が言った意味分かるか」
2025年4月24日(木)6時5分 スポーツニッポン
俳優の寺島進(61)が、19日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜後3・00)に出演。人生の転機となった松田優作さんとの思い出を披露した。
番組では、北野武作品をはじめ、あまたの映画で名バイプレーヤーとして活躍する寺島の半生を回想。そこで松田優作さんとの出会いを振り返った。寺島の演技を高く評価し、のちに初監督作品ではオファーをもらった。
そんな松田さんについて、寺島は「とっても優しい方。メリハリがある」と回想。MCの明石家さんまでも「会うのも怖かった。ペラペラしゃべっていたら怒られる」とおののくほどで、寺島が気に入られていた証拠でもある。
しかし、一度だけ叱られたことがあった。稽古場でうがいをした時のこと。「癖で、ガラガラ、ペッと(のどの)奥から(激しく)やる」という寺島のうがいを見て、松田さんが語気を強めた。
「ここは神聖な稽古場だから、そんな下品なうがいをするなら、トイレでやってこい」
その後、近くのバーに呼び出された寺島は、松田さんに「さっき俺が言った意味分かるか」と確認された。「分かりました」と言うと、松田さんは「じゃあよかった。飲もうか」と優しく杯をかわした。
この話に、村上ショージは「気に入られてますよね」と口にし、さんまも「松田優作さんにハマるって少ないよ。俺も今度、それ言おうかな」と笑いを誘っていた。