永濱利廣氏「経済的にみると今、消費減税をやりやすくなっています。なぜかというと...」見解を披露

2025年4月24日(木)10時39分 スポーツニッポン

 第一生命経済研究所首席エコノミストの永濱利廣氏が24日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月〜金曜前8・14)に出演。消費税減税の議論について言及した。

 自民党の有志議員は23日、飲食料品などに適用されている消費税の軽減税率について、現行の8%から恒久的に0%へ引き下げるよう求める提言案を作成し、賛同を募る署名活動を始めた。夏の参院選公約をにらみ、物価高対策の柱として党執行部に申し入れたい考え。参院自民でも減税を求める声が広がっており、党執行部の判断が注目される。

 小野寺五典政調会長は23日のBSフジ番組で「消費税を下げて(税収不足分を)赤字国債で賄うとなれば、円の信頼が下がる」と指摘し、有効な物価高対策にはならないとの認識を示した。

 永濱利廣氏は「経済的にみると今、消費減税をやりやすくなっています。なぜかというと、日本の政府というのは、これまでずっと借金を重ねて政府の借金が増えてきたわけですね。財政赤字だったわけです。これが驚くべきことに直近の昨年10月から12月のデータを見ると、黒字になっているんです。借金じゃなくなっている。なんでかって言うと、要は物価が上がるとわれわれの家計は苦しくなるんだけれども税収はめちゃめちゃ増えるんですよ」と説明し、「なので今ちょっと税収を取りすぎな状況になっているんで、その選択肢の1つとして消費税率が出てくるのは当然の話かなと思います」と自身の見解を述べた。

スポーツニッポン

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