迫力が地球破壊規模のバトルアニメ！「SPY×FAMILY」ヨルの隕石級サーブに立ち向かう夜帷が英雄に見える…

　地球存亡の危機レベルなテニスの試合が見れるのはアニメ「SPY×FAMILY」だけ!? フィオナ・フロスト（CV：佐倉綾音）とヨル・フォージャー（CV：早見沙織）のテニスバトルが実現したのが第23話だ。ヨルの放った地球破壊規模のサーブは「もはやテニスじゃないんよw作画も神ってたw」とファン大爆笑ものだった。

【映像】ヨルの“隕石サーブ”を打ち返そうとする夜帷（16分50秒ごろ〜）

　同じ組織のスパイであるフィオナとロイド・フォージャー（CV：江口拓也）は、東西戦争の火種になるとされる機密書類「ザカリス文書」の隠し場所とされる名画を手に入れるため、夫婦を装って闇のテニス大会に出場し、見事に優勝を飾った。

　目的の名画を手に入れた帰り道、ロイドがフィオナの運転する車から降りたところ、ちょうどテニスで遊んだ帰りだったヨルとアーニャ・フォージャー（CV：種崎敦美）と出くわした。フィオナは同僚のロイドに恋心を抱き、あわよくば妻になりたいという野望を抱いている。そのためヨルを排除したいと考えているフィオナは、フォージャー家でのヨルの立場を奪おうとヨルになぜかテニス勝負を挑んだ。

　ヨルは一見おっとりした普通の女性にしか見えないが、任務のときは華奢な体からは想像もつかない身体能力を発揮する殺し屋という顔を持つ。そんな彼女が見せたサーブは、“高い身体能力”なんてものじゃない驚異的なレベルの一打だった。

　全力でボールを打つとボールが粉々になってしまったヨルが、「ちゃんと球が飛ぶギリギリのところで全力を出さねば……」と仕切り直して放ったサーブは、なんと音速を超えるスピード。ボールは青い光に包まれ、一直線にフィオナへと向かっていく。

　人は死の危機に直面すると、周囲の光景がスローモーションになると言われるが、フィオナが見た光景はまさにそれだった。フィオナは白い閃光に包まれながら、自分に向かって一直線で飛んでくるボールに「ただの1ミリも揺るがぬ軌道、あぁ、なんて美しい直線」とその美しさに見惚れてしまう。

　それでもすぐに「ラケットを前へ……でないと……死ぬ！」と気を取り直し、「先輩への愛の重さは負けてない！」と渾身の力でボールを打ち返そうとした。しかし超人の必殺技のような一打を跳ね返せるはずもなく、重すぎるボールにラケットが粉砕されると、フィオナは肩をがっくりと落とした。

　あまりに衝撃的なテニス勝負に、SNS上は「これテニスだよね??」「テニスで使う演出じゃねぇw」「これ何てスポーツだよ」「頼むからテニスしてくれw」と大盛りあがり。バトルアニメさながらの一打を放ったヨルに「ヨルさんのサーブやばすぎ」「本当に化け物だな」「音より速いサーブとは?!w」といった驚きの声が相次いだ回だった。

　現在配信中のアニメ「SPY×FAMILY」は、「少年ジャンプ＋」（集英社）で連載中の遠藤達哉氏による漫画が原作。凄腕スパイのロイド・フォージャーが極秘任務のために精神科医に扮し、殺し屋の妻ヨル・フォージャー、人の心を読むことができる超能力者の娘アーニャ・フォージャーと“かりそめの家族”としてお互いの正体を隠しながら暮らすスパイアクションコメディだ。TVアニメは2022年にSeason1が、2023年にSeason2が放送され、Season3が2025年10月から放送されることが決定している。

※種崎敦美の「崎」は、正式には“たつさき”
(C)遠藤達哉／集英社・SPY×FAMILY製作委員会