ポストシーズン初トップに笑顔のタイタン! 竹内元太、隙なく決めたリーチの逆転弾 先輩イジりのトークも舌好調/麻雀・Mリーグ

2025年4月25日(金)8時21分 ABEMA TIMES

 2着で善戦するだけでは、もうファンは納得しないだろう。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月24日の第1試合はセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)がポストシーズン初トップを獲得。勝ち切れない試合が続いていた鬱憤を晴らし、連勝宣言も飛び出した。

【映像】元太、執念で奪ったポストシーズン初トップ

 この試合は東家から竹内、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)の並びで開始。東1局、竹内は七対子をリーチ、4800点を黒沢からアガって先制した。東3局2本場もリーチで5200点(+600点、供託1000点)をアガり、試合を優位に進める。

 東4局は園田が赤五万を切って高目456、三色同順のリーチ。しかしツモったのは安目の三万で裏ドラもなく、竹内はトップ目を維持。南2局、またも園田にアガリを決められると、竹内はトップ目を明け渡した。

 決定打が飛び出したのは南3局。まず園田が5索をリャンメンチー。ドラの八万が暗刻で竹内はピンチだ。これを見ながら慎重に手を進めた竹内、中盤に追いついて二・五万待ちでリーチ、押し返しを図った。園田もオリる気は一切なく、両者の手に力が入る。13巡目、竹内は二万をツモ。リーチ・ツモに加えて、うれしい裏ドラが1枚乗って4000点のアガリ、これで園田を再逆転した。

 南4局は役牌を暗刻にして仕掛け、親の黒沢の追撃を振り切り1000点のアガリ。決して大物手に恵まれたわけではなかったが、要所をアガった竹内がトップ。セミファイナル登板6戦目にして初白星、対局スタジオを後にする際はカメラへ向かってガッツポーズも。

 試合後のインタビューでは「本当にホッとしてます」と安堵の表情を浮かべ、試合後のガッツポーズについては「これだけ試合に出させてもらったので、それを許してくれたチームメイトに『やったぜ!』という気持ちでしたね」とコメント。舞台袖の園田には、東4局の赤切りリーチに「裏ドラ乗らなくて1000.2000と言われた時は『あ、(そんなに安くて)いいんだ』と思いました」「先輩がやることなんで、だいたい合っていると思いますよ」と“イジリ”も。これには視聴者も「面白すぎる!」「この二人好きだわーw」「スタッフめっちゃ笑ってるw」「先輩、良いんすかw」「先輩いじり」と大爆笑。

 最後はファンへ「ここからはトップ、トップと積み重ねていきます」と誓って決めポーズ。レギュラーシーズンでは新人ながらMVP争いをするなど、高い実力を持つ竹内が再び好調となれば、チームにとってこれ以上心強いものはないだろう。

【第1試合結果】

1着 セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)3万9100点/+59.1
2着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)3万5400点/+15.4
3着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)1万5400点/▲24.6
4着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)1万100点/▲49.9

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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