FRUITS ZIPPER・真中まな、応援広告が原宿「ジャック」 主催は有志のファン2人、愛あふれる企画理由
2025年4月25日(金)19時25分 J-CASTニュース
アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」の真中まなさんの26歳の誕生日を祝う応援広告が、東京・原宿を「ジャック」しているとしてSNSで話題だ。商業施設のエントランスがラッピングされるなど規模は大きいが、主催したのは有志のファン2人だ。
主催したファンは、原宿に応援広告を出すことで「本人もファンも喜んでくれるのではないか」と思い実施したと明かした。
本人も喜び「本当に原宿ジャックしててヤバイ」
東急プラザ表参道「オモカド」では、真中さんのメンバーカラーである水色にラッピングされたエントランスに、誕生日を祝う巨大なバナーが出現。上部の巨大ビジョンにはムービーが流れる。主催する「真中まな生誕ちょめでたの会」の案内によると、「ラフォーレ原宿」でもムービーが流れるほか、原宿周辺の計53か所に大型グラフィックやポスターが貼り出されている。
真中さん本人も誕生日の2025年4月22日に訪れたようで、23日にXで「オモカド」前で撮影した写真を投稿した。TikTokには「オモカド」前でダンスする動画も投稿しており、「にゃー!!!本当に原宿ジャックしててヤバイ ありがとうございます」と喜びを伝えた。
Xでは「原宿ジャックすごすぎるんだけど」「まなふぃ愛がすごい...!」「お写真に各種の愛てんこもりで尊い」など、規模の大きさやファン有志で実施していることに反響が寄せられた。また、「オモカド」のエントランスジャックとムービー掲出は東急不動産のサイトによると、最も安いプランでも670万円だ。それ以外にもポスターを掲出しているため、かかったであろう総額の大きさに言及する声もあがった。
25日にJ-CASTニュースの取材に応じた主催者の1人によると、今回の原宿のジャックを行ったのは有志のファン2人だという。有志による「真中まな生誕ちょめでたの会」は1年前に結成され、24年の真中さんの誕生日には渋谷駅の井の頭線改札近くにサイネージ広告を出した。
ここまで大規模な誕生日祝いをした理由について、「年に一度のお誕生日を盛大にお祝いしたい」と考えたからと明かす。なお、総額や出資人数は「回答差し控えさせていただきます」とした。
原宿という場所をジャックした理由については、真中さんが「原宿育ち」ということもあり、「より真中まなが輝き本人もファンも喜んでくれるのではないかと思い決めました」と説明した。
なお、真中さんは「原宿生まれ原宿育ち」を自称。FRUITS ZIPPERも「原宿から世界へ」をコンセプトに掲げており、原宿は真中さんに縁の深い地だ。
真中まなさんの魅力「楽しい気持ちを届けてくれて」
取材に応じた主催者は、真中さんのファンになったきっかけについて、音楽フェスであるグループが歌っていたFRUITS ZIPPERの楽曲「わたしの一番かわいいところ」のカバーを聞き、この曲に「はまった」ことだという。
「自宅に戻ってYouTubeで調べたところフルーツジッパーが歌っていることを知り、毎日動画を見て楽しんでいるうちにライブに行きたくなり、ワンマンライブに参加。今に至ります」
真中さんの魅力について尋ねると、「たくさんある」としつつ、「いつもめちゃくちゃ大きな声で全力でファンのみんなを迎えて楽しませようとしているところは大きな魅力の1つ」と挙げた。真中さんはライブでも司会や盛り上げ役を任されているほか、特典会でも毎回大きな声でファンを迎え入れ、「元気をみんなに届けています」と熱を込めた。
さらにパフォーマンス面も、「長いダンス経験を活かしてキレッキレの踊りと豊かな感情表現で私達に楽しい気持ちを届けてくれてライブ最高!と思わせてくれるのも魅力」という。一方、「たまにおとぼけな面も見せてくれて私達と近い存在でいようとしてくれる」と、その親しみやすさも魅力だと伝えた。
SNSを中心に多くの反響を集めたことに、主催者は「大変多くの方々に情報の拡散や現地に見に行って頂いており、とても感謝の気持ちで一杯です」と喜んでいた。ラッピングは2025年4月21日から27日まで行われている。