スタンミじゃぱん、ショートフィルム『夏は君がいたから色づいて。』先行試写会を実施
2025年4月25日(金)17時13分 ジェイタメ
ストリーマー・コスプレなどで活躍し、総フォロワー数300万人を超える人気配信者のスタンミじゃぱん(30)が4月24日(木)、自身初となる主演・自主制作のショートフィルム『夏は君がいたから色づいて。』(本日24日21時スタンミじゃぱんYoutubeにて公開)の先行試写会を秋葉原UDXシアターにて開催した。
本作は、リアルな人間描写を描くことで観客に強烈な印象を残している劇団、劇団時間制作の谷碧仁が脚本を担当し、細見将志が監督を務めたショートフィルム。
作品内容についてスタンミは「一言で表すと「タイムリープ恋愛もの」です。」「監督の細見さん、脚本の谷さんと相談しながら制作を進めていったのですが、今世の中で再生回数多い作品が「クスリや夜の街、パパ活、セフレ」などディープな題材のものが多いので、ハッピーに見れたりする作品を作りたかった。」と制作意図を語った。
見どころについては、「エンディングに注目してほしい。見る方にとってはハッピーエンド、バッドエンドどちらもに見ることができる作品に仕上がりました。」とアピールした。
この作品の撮影がほぼ初芝居と明かしたスタンミは、「本格的にワークショップに通い出したのが10ヶ月前なので、俳優0歳、スタートダッシュの本当の一歩目の作品だと思っています。こうしてファンの皆さんと一緒に見れることが幸せです。」と喜びを語った。
スタンミは高校時代に本態性振戦(=手の震えが出てしまう病気)が発覚し、病気のため幼少期から志していた俳優の道を一度は諦めていたが、2021年に脳の手術を実施。右手の震えの症状が改善したことで、念願の俳優業を開始した経緯がある。
上映後は、監督を務めた細見将志氏とスタンミのトークセッションを実施。
撮影で最も苦労した点について、スタンミは「ストーリーに沿って撮影する順撮りではなく、初日にラストシーンを撮影したので難しくて難しくて。一番NGがあったのがそこでした。初日で一番熱が入ったシーンでした。」「スタンミの“感情待ち“が発生しながらも粘って粘って粘った。」と会場の笑いを誘った。
細見監督も「粘ってよかった。一番いい画が撮れた。」と自身たっぷりに撮影時を振り返った。
今後の展望についてスタンミは、「俳優としての活動をしていく中で「1年に1本、自分で作品を作ることを目標にして生きていきたいです。ライフルーティーンにしていきたい。」と意気込んだ。
また、本作が初芝居ということで、「皆さんが、スタンミの一本目の作品を見たことを自慢できるように、ここにいたことを誇れるように頑張っていくのでよろしくお願いします!」と笑顔で締め括った。
自身が主宰するミュージカル「H12」が6月13日(金)〜16日(月)にかけて上演することが決定している。
本作品「夏は君がいたから色づいて。』は、4月24日(木)21時より、スタンミYouTubeチャンネルにて公開されている。
【あらすじ】
実在する人気配信者に、本当にあったかもしれない“とある夏の不思議な1日”ーー。
夏祭会場で配信をしようと現地へ向かうユウヤ(スタンミじゃぱん)は自動車事故に遭い、意識を失ってしまう。目覚めるとそこには、半年前に別れたはずの元彼女のミサキ(安野 澄)がいて!?
過去へタイムスリップし、終わった恋をもう一度始めようとしながら、ユウヤは大切なことに気づいていく。