一人で生きていくことを覚悟していた女性が人生に立ち向かう──ドラマ『人は見た目が100パーセント』第2話レビュー

4月25日(火)11時0分 おたぽる

ドラマ『人は見た目が100パーセント』公式サイトより。

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 自分に自信がない女性というのは、実は魅力的だと思う。

 自分の美しさや武器をしっかりとわかっていて、自信たっぷりに生きている女性より、その魅力に気付かず、控えめに暮らしている女性の方が、実は男ウケがよかったりする。

『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)の主人公、城之内(桐谷美玲)は、自分に自信の持てない性格の持ち主だ。

「恋愛も結婚もしたくない」「ずっと一人で生きていくことを覚悟している」、そう思っている彼女は、私などからすると。かなり好感が持てる。

 八王子の研究所から転勤になった、城之内、前田(水川あさみ)、佐藤(ブルゾンちえみ)の3人。いよいよ丸の内での勤務が始まる。しかし、自分たちの研究を続けられるかと思いきや、頼まれるのは基礎計算ばかり。

 そんな時、城之内は、会社近くのレストランで開かれる、親戚の結婚式に出ることになる。そこには会社の統括マネージャーである松浦(室井滋)も出席するとのことで、オシャレな格好をしていかなければならないという命題を出される。

 難題を突きつけられ、服を選びに行ったレンタルドレスショップで、店員に言われた言葉−「オシャレは我慢」。正にそのとおりだと思う。季節を先取りして、寒い思いをしたり、荷物を少なくして不便な思いをしたりするのは、オシャレのための我慢なのだ。

 そんな言葉を言われた彼女たちの今回の研究テーマは「クラッチバッグ」。

 試してはみるものの、持っていきたいものを詰め込みきれなかったり、トイレで置き場所に困ったりと悪戦苦闘。「オシャレは我慢」という言葉の意味をあらためて思い知ることになる。

 これまで研究に没頭し、オシャレに気を使わずに来た3人は、ある意味「理系オタク」とも言える。そして、そもそもオタクというのは荷物が多いものなのだ。

 背中に背負ったリュックサックにパンパンに荷物を詰めて歩くのは、コミケや秋葉原ではおなじみの光景だし、池袋の乙女ロードではキャリーバッグに荷物を詰め込んで歩く女性が多く見られる。3人が、大きなバッグを持っている人を羨ましげに見つめるシーンには、私も共感した。

 結婚式の日、結局大した成果も上げられないまま出席した城之内は、そこで松浦から告げられる。

 城之内らがやっていた研究は他のメンバーが引き継いでおり、彼女らはその技術を得るために仕方なく引き取ったということを。打ちひしがれる城之内。

 そんな時、会社の1階にある美容室の美容師、榊(成田凌)に優しくされ、城之内は心を撃ち抜かれてしまう。

 さて、今回もドラマの中には多くの小ネタが仕込まれていた。

 前田がクラッチバッグを卒業すると言った時の、山口百恵引退ネタは40代以上ならくすぐられることだろう。庶務課のステキ女子、岸根(足立梨花)と森村(岡崎紗絵)に、流行のイヤリングを教えられるシーンなどもコミカルで面白い。

 さすがに上司である國木田(鈴木浩介)とタンチョウヅルの真似をするくだりは、少しやりすぎかとも思ったが、差し挟まれる小ネタは悪くない。

 そして、こちらのドラマでもいよいよイケメン登場である。人気美容師、榊役の成田凌。

 来週はいよいよ、城之内が恋に落ちる。

「恋愛は脳の錯覚」と言い切る理系女子たちは、一体自身の恋に、人生にどう立ち向かっていくのか。

 こちらも注目である。
(文=プレヤード)

おたぽる

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