金子恵美氏「スピーチの心得はミス日本での経験で学んだ」

4月25日(水)7時0分 NEWSポストセブン

松野未佳と金子恵美(撮影/高橋定敬)

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 ミス日本コンテストに出場する女性たちにとって、その経験は後の人生に大きな影響を与える。衆院議員として活躍した金子恵美と政治家一族の娘として育った女優、松野未佳(松野順久氏の娘)。ともに「政治」に縁のある2人が当時の思い出を華やかに語り合った。


金子恵美(以下、金子):父が村長で「地方自治」には憧れがあったけど、大学卒業後は地元企業に就職したの。でも顎の病気を患ってしまい、落ち込んでいた時に母が、人前で喋る練習やリハビリを兼ねてミス日本への応募を勧めてくれた。政界への道もここが始まりでした。


松野未佳:(以下、松野)私もそんな感じです。母が「ミス日本に挑戦したら勉強になるんじゃない?」って。


金子:その時、いつもお堅いイメージのお父様(松野頼久氏)がなんと仰ったか興味あるわ(笑い)。


松野:お堅いかは分かりませんが(笑い)、父は「恥をかくだけだからやめなさい」って。


金子:うちの父も同じだった。どんなことが学びになった?


松野:やはりスピーチです。人前に立つ緊張感はもちろん、TPOに合わせて話す内容を考えたり、すべてが普通の大学生にはできない体験でした。その後、芸能活動をするきっかけにもなりました!


金子:そうね。スピーチは場数を踏んで、話す内容やスピードや語気の強弱をブラッシュアップすることが大事だから。政治家にとってスピーチは「命」。その心得は私もミス日本での経験が大きかった。


松野:なるほど。いまの金子さんの土台にはミス日本の経験があったんですね。


金子:そう。だけど、私の頃より松野さんの方が求められることも多く、活動範囲も広くて大変なように感じます。


松野:たしかに容姿はもちろん、行動美や内面美、その人独自の個性を求められていた気がします。金子さんの時はどうでしたか?


金子:私の時は「心の美しさ」を強く求められたコンテストでした。柔軟な対応力も見られていて、たしか最終審査で「あなたを花に例えると何か」みたいなスピーチを水着姿でしたような記憶があります。恥ずかしかったわ(笑い)。


松野:私も「雪についてどう思うか」と水着審査の時に聞かれて、なんだかちぐはぐな感じで恥ずかしかったです。受賞後の活動では、林野庁の方々にお会いした時が印象的でした。日本には良質の木材があるのに、国内では使われていないケースが多いと。日本の問題点や、素晴らしさを知る機会にも恵まれました。


金子:それを学生時代にできたのは貴重なことよね。


【プロフィール】

●まつの・みか/1995年、熊本県生まれ。曾祖父(松野鶴平・元参議院議長)、祖父(松野頼三・元農林大臣)、父(松野頼久・前衆院議員)と3代にわたる政治家一家に生まれる。慶應義塾大学に通うかたわら、タレント活動も行なう。今年2月公開の映画『9〜ナイン〜』では女優業に初挑戦した。


●かねこ・めぐみ/1978年、新潟県生まれ。父は元・新潟県月潟村村長の金子由征氏。夫は元衆議院議員の宮崎謙介氏で、現在2歳の息子を育児中。2007年に新潟市議、2010年に新潟県議、2012年に衆院議員に当選。2期を務め、2016年には総務大臣政務官を務めた。


※週刊ポスト2018年5月4・11日号

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