鎧塚俊彦氏 「あの日のままだった」10年前の川島なお美さんとの思い出のマオカラースーツに「愕然」
2025年4月25日(金)9時40分 スポーツニッポン
パティシエの鎧塚俊彦氏(59)が25日、自身のインスタグラムを更新。2015年に54歳で亡くなった妻で女優の川島なお美さんとの思い出の品についてつづった。
「2015年9月7日Champagne『Collet』日本発売記念イベントに女房と登壇してからもう直ぐ十年になる。亡くなる17日前の事で後に『激ヤセ会見』と言われる事になった」と川島さんと出席したイベントについて書き出した鎧塚氏。
「私はこの日は女房は痩せた事が目立ちにくい着物を着用すると思っていた。『ふぁん(女房のあだ名)そのドレスで行くのか?』と聞くと。『うん』とだけ答え、少し前に女房が作ってくれた私の黒のマオカラーを用意してくれ胸に赤いチーフを入れてくれた。その時に女房の覚悟を強く感じ一緒に会見に臨んだ」と当時を振り返り、「それから十年が経ち、昨晩『Collet』のイベントにまた呼んで頂き、クローゼットを探して愕然とした。衣装ケースに丁寧に仕舞われたマオカラーは胸に赤いチーフが刺されたあの日のままだった」と明かした。
鎧塚氏は「私に仕舞った記憶は無い。あの会見の直後に転倒し肋骨を骨折しながらも女房が片付けてくれたのであろう」と推測。「このマオカラーの事を忘れていた訳では無い。この服は隣に華やかな女房が居てこその服であり、私一人では着こなせない服なのである」とし、「十年振りに衣装ケースから日の目を見たマオカラーからは女房の香りがほのかにする気がした」と思いをつづった。
さらに「ご覧の通り女房がオーダーメイドしてくれたマオカラーは十年の時を越えても健在である。これからはきちんと手入れをして偶に着てあげたいと思う」と続け、胸元に赤いチーフが入ったマオカラースーツを着た一枚をアップ。川島さんと肩を並べる10年前のイベントの写真も投稿した。
この投稿にフォロワーからは「とても良いお話」「泣ける」「愛があふれるお話」「今もとてもお似合いです」「なお美さんの愛と女優魂に心を打たれました」「朝からうるうる」などのコメントが寄せられた。