「あんぱん」寛先生「絶望の隣は希望」ヤムさん「自分のために生きろ」ネット感動「名言製造機」
2025年4月25日(金)8時20分 スポーツニッポン
女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は25日、第20話が放送された。話題のシーンを振り返る。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第20話は、朝田のぶ(今田美桜)は合格、柳井嵩(北村匠海)は不合格と明暗が分かれる。静まり返った柳井家。嵩は柳井寛(竹野内豊)に頭を下げる。のぶは屋村草吉(阿部サダヲ)とともに「朝田家はうれしい時もしんどい時もあんぱんを食べる」と届けるものの、登美子(松嶋菜々子)が…。翌朝、嵩は御免与町を去ろうとする登美子を追い掛ける。そして、草吉に自分は何のために生まれてきたのかと問い、その夜、家に帰らない…という展開。
河原。嵩が受験の際に取り寄せた戸籍。再婚した登美子、養子の柳井千尋(中沢元紀)の欄は「×印」だった。
嵩「僕って独りぼっちなんだなって」
草吉「独りぼっちも気楽でいいじゃねえか」
嵩「伯父さんが言ってた。何のために生まれて、何をして生きるのか」
草吉「今日は釣れる気がしねえな。どうせ1回こっきりの人生だ。自分のために生きろ」
夜、嵩が行方不明に。のぶたちが捜索し、草吉は「あそこかもしれない」。嵩は線路を枕にして眠りこけていた。
のぶ「嵩のドアホ!」
嵩「僕は母さん一人も、笑顔にできんかった。僕は何のために生きてるんだろう。そんなこと考えてたら…(眠っていた)」
のぶ「(涙を流し)無事でよかった。うちは…うちは死ぬばあ(死ぬぐらい)心配したがやき」
柳井寛(竹野内豊)「(朝日が昇り)泣いても笑うても、陽はまた昇る。嵩、絶望の隣はにゃ、希望じゃ」
SNS上には「毎回毎回、名言を仰るヤムおじさん」「寛伯父さん、名言製造機やな」「嵩、独りぼっちなんかじゃないじゃん!こんなにたくさん愛してくれる人がいるのに」などの声が上がった。
28日から第5週「人生は喜ばせごっこ」に入る。