すとぷりななもり。プロデュースキャラ「もりうさ」がNFTを発行で即完売、一晩で価格は6倍に高騰中
2025年4月25日(金)23時36分 スポーツニッポン
2.5次元アイドルグループすとぷりのリーダーななもり。がプロデュースするゆるキャラクター「Moriusa(もりうさ)」が24日、NFT(デジタル資産)をリリースした。
もりうさは、2023年6月からななもり。がプロデュースする、紫色でもふもふなルックスが特徴的なうさぎのキャラクター。これまでは、このゆるキャラを使って、公式YouTubeチャンネルでオリジナル楽曲や四コマ漫画などを公開したり、LINEスタンプを制作したりと、キャラクタービジネスを展開していたが、この日からは新たにデジタルステッカーをNFTアートとして発行した。
そのデジタルステッカーは、NFTを売買、作成、管理できる世界最大級のマーケットプレイス「Opensea(オープンシー)」で扱われていて、早速、仮想通貨イーサリアムでの売買取引がスタート。発行上限の2,222点が1点当たり0.05ETHで販売されると、すぐに完売した。一夜明けた25日は、二次流通市場で売買が活発化していて、フロアプライス(最低取引価格)は0.338ETHと、一次販売価格の6倍以上に高騰している。これは、もりうさNFTの人気と今後への期待を示しているといえる。
同サイトは、全て英語のため、まだ国内ファンの多くは、何が始まったのかを理解できずにいる。ただ、同プロジェクトを1月に発表した際に、ななもり。は「新しい海外展開プロジェクトがついに始まりました! 完全英語での取り組みだから、ちょっと慣れないところもあるかもしれないけど、STPRをもっとたくさんの人たちに知ってもらって、世界中のリスナーさんに『楽しい』を届けるため、専門のチームと一緒に全力で挑戦していきます。第1弾はもりうさ! 新しい技術や仕組みを使ったもチャレンジする予定です」と説明していた。
このプロジェクトでは、将来的には、もりうさだけでなく、すとぷりのイラストキャラクターなど、あらゆるIP(キャラクターや作品の権利といった知的財産)を世界に発信していく狙いがあるものとみられる。
ななもり。は「この挑戦を通して、STPRの仲間が手掛けるコンテンツやキャラクターが、もっと多くの海外ファンに届いて、みんなと一緒に楽しめる世界を広げていけたらと思っています! 少し難しそうに聞こえるかもしれないけど、みんなにも分かりやすく伝えられるように工夫していくから、ぜひ応援してくれたらうれしい」と語っている。