ドバイに誕生したプロ野球リーグ 野球の常識を覆す“独自ルール”とは 元ロッテ・福田氏の挑戦に密着
25日深夜放送のTBS「バース・デイ」(深夜1・23)は中東・ドバイに誕生したプロ野球リーグ「ベースボール・ユナイテッド」の全貌に迫り、ソフトバンクとロッテでプレーした福田秀平氏(36)が挑戦する姿に密着した。
昨年、過去最高の収益を上げたメジャーリーグ。近年では、積極的に公式戦を世界に展開するなど、野球市場全体の規模は、近い将来5兆円を超えるとも言われている。そんな中、メジャーを超える可能性に、世界が注目している場所がある。
それが中東・ドバイ。オイルマネーで、わずか50年ほどで急成長し、今や国民の平均年収は2600万円以上とも。その勢いはスポーツ界にも波及している。21年に賞金総額70億円の「リブゴルフ」が始まり、サッカーではサウジアラビアのリーグがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドら世界的スターと破格の契約を結ぶなど、大きな話題となった。
そんな桁違いのドバイにプロ野球リーグ「ベースボール・ユナイテッド」が誕生した。お披露目として行われた球宴ではヤンキースなどで活躍したロビンソン・カノを始め、ビッグネームが参加していた。
今年の秋に本格的な開幕を迎える新リーグ。それに先駆けて2月に開かれたエキシビジョンマッチに福田氏が招待された。昨年、現役を引退したものの「いろいろなところで広い視野で野球を勉強したい」という思いからオファーを受けた。参加を決めた以上、中途半端なプレーは見せたくないと引退の原因となった右肩を再手術。懸命なリハビリとトレーニングを重ね、ドバイへと乗り込んだ。
そこで目の当たりにした野球の常識を覆す“独自ルール”があった。謎に包まれたドバイ野球。野球不毛の地に集まった名だたる名選手たち。そこで果たしてどんなプレーが飛び出すのか。