元生徒会長が就活で“無双状態”? 大手航空会社・製薬会社・旅行会社も…半分以上が関学生に「10点満点」 唯一「3点」をつけたメガバンクが語った“意外な理由”とは?

2025年4月26日(土)8時0分 ABEMA TIMES

 超一流企業vs超優秀学生の疑似就活バラエティABEMA『キャリアドラフト シーズン2 #8』が4月25日に配信。出演した学生が、ロスパン事業を通じて培った「チームで結果を出す力」を中心にプレゼンテーションを行い、企業から高評価を得た。

【映像】“無双状態”の関学生のプレゼン

 同番組は、事前面接を勝ち抜いた学生が、服装・プレゼン形式はすべて自由に、ステージ上で2分間の自己PRを実施。26新卒を対象に行われる今シーズンは企業がリニューアルされ、面接官を務めるのはなんと超一流企業の実際の人事担当者たち。12社14人による7分間の質問タイムを設け、自社の新入社員の平均を5と仮定して10点満点で採点する。学生にとっては、どんなプレゼンが企業に響くのかがわかる絶好の舞台だ。

 関西大学理学部に通う武部好珠(たけべ・このみ)さんは、高校時代は生徒会長を務め、「仲間を集めチームで課題解決を行い、チームで結果を出すことができる」とアピールする。大学時代には「ロスパン事業」を立ち上げ、一から事業案を作り、2人の先輩と共に2週間で8店舗のパン屋と契約を結ぶことに成功。さらに課題を見つけてはそれを強みに変えつつ、古民家で月一回の販売会を行い、約2万5000円の利益を継続して出したと語った。

結果が出たロスパン事業はやめてしまうのか? 「指摘」への返しは?

白坂ゆき(株式会社CaSy 取締役CHRO 兼キャストエンゲージメントプロジェクトマネジャー):なぜ、ロスパン事業をやろうとしたのですか?

武部:パン屋さんは朝5時とか4時半起きで一生懸命パンを作っていらっしゃるのに売れ残って捨てられてしまっているという現状を聞いて、いても立ってもいられない気持ちになって『何とかできないかな』と思いました。私は目の前に課題が現れるとどうにかして解決して何とか前に進めていけないかと常に考えてしまうタイプです。

松島征吾(Zenken株式会社 取締役 人材戦略統括本部長):ロスパン事業で成果は出たんですけど課題は0になってないですよね?

武部:そうですね。

松島征吾:ロスパン事業をやめてしまいますか?

武部:将来的にこれで起業は考えてないですが、神戸に同じような活動をしている方がいらっしゃって、そちらの方に契約先をお渡しして、そのビジネスはフェードアウトしている感じです。新たにベトナムに留学をしていた際の企業で日本の企業に働きに来る技術労働者の日本語教育をしていたのですが、いざその子たちが渡航して日本に来たアフターケアが全くなく、生徒たちが困っていたんです。それを解決しようと思って今、自分で日本語教育の塾のようなものを立ち上げて。その子たちが日本に来た後のアフターケアをする事業の立ち上げに携わっています。

過去最高? 「10点満点」が8社も

 企業の採点は、下が3点から、上は10点がなんと8社。

 軒並み高得点が並ぶ中、「3点」をつけた株式会社みずほフィナンシャルグループは「皆さんが感じてらっしゃるのと逆の『3点』で。(『キャリアドラフト』は)就職活動番組だと理解していますが、その枠からはみ出していいのではと思っていて。行動力もあって形にもしています。人間力もあって潜在的な能力もあって。将来も見えています。もう“やっちゃってほしいな”と思ってます。ベトナムで起業するであるとか。だから応援の意味を込めての3点です」とエールを送った。

 一方、「10点」をつけた日本航空は「私が機長で副機長として乗っていたら的確なアドバイスをすぐくれるタイプだと思います。教育というものに興味を持っていらっしゃるので機長になった後に後輩の指導をしていただきたい」と絶賛。

 同じく「10点」をつけたZenkenは「大きなことをやってほしいです。一人でやれることも当然たくさんあると思いますが、スピード、お金の問題で小さくなってしまうと思うので、そこは弊社50年やっている上場企業として彼女にとって“使える会社”だと思うのでぜひ来てもらいたい」と太鼓判を押した。

ABEMA TIMES

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