鈴木優、風格すら漂う強さの個人3連勝!挨拶代わりの親満貫から悠々逃げ切り、止まらぬ快進撃にキリッと“Vサイン”/麻雀・Mリーグ
2025年4月26日(土)9時55分 ABEMA TIMES

戦闘民族の勢いが止まらない!「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月25日の第2試合はU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)がトップを獲得し、17日の同日2連勝と合わせてこれで個人3連勝。第1試合で瑞原明奈(最高位戦)が勝利しており、チームはデイリーダブルを達成、首位・赤坂ドリブンズとの差を29.5まで再び詰めた。
第1試合では瑞原が5年ぶりにセミファイナルでトップ。当試合は起家から鈴木優、TEAM雷電・本田朋広(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)の並びでスタート。鈴木優に東1局から大物手が入る。ダブ東とドラ1筒が対子。役牌が鳴ければそれだけでスピーディーかつ高打点のアガリが狙える大チャンスだ。伊達が切った東をポン。その後に2・5・8筒の三面張でテンパイした。伊達から2筒が出てロン、ダブ東・ドラ2の1万2000点が炸裂した。

同1本場はカン6索待ちのタンヤオをリーチ。本田とのめくり合いにはなったが、鈴木優が6索を先にツモ。リーチ・ツモ・タンヤオ・赤・裏ドラの1万2000点(+300点)で持ち点は5万点オーバー。早くも試合の趨勢を決めた。その後もアガリを重ねた鈴木優、6万点超の大トップで+83.2を持ち帰った。去り際にはカメラへVサインも決め、ファンから「お疲れ様でしたー!Vサイン!」「かっこよすぎだろ」「これは最強だ」と多くの喝采のコメントを浴びた。
試合後は「1戦目は瑞原さんがセミファイナルでずっと苦しい中でトップを取った。僕もそれに続きたいなと思っていました」とコメント。首位との差については「捉えたと思ったら離されて、ドリブンズさんとは一進一退ですが、なるべくファイナルを首位で、いい位置で迎えたい」と語り、間近に迫った最終決戦へ思いを馳せた。
この試合を解説していたU-NEXT PiratesのOB朝倉康心(最高位戦)は「点数を持ってからの優さんの局回し、リーチ判断が面白かったですね」と、大量リードに甘えず前に出る、積極的な戦い振りに賛辞を送っていた。
【第2試合結果】
1着 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)6万3200点/+83.2
2着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)3万1800点/+11.8
3着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)1万700点/▲29.3
4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)▲5700点/▲65.7
【4月25日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +690.0(16/20)
2位 U-NEXT Pirates +660.5(16/20)
3位 セガサミーフェニックス +390.8(16/20)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +6.0(16/20)
5位 TEAM雷電 ▲110.8(16/20)
6位 渋谷ABEMAS ▲502.0(16/20)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)