天才テリー伊藤対談「石田純一」(2)政治の世界をまた目指す可能性は?

4月26日(水)12時57分 アサ芸プラス

テリー 僕は石田さんより少しだけ年齢が上で、学生運動の世代なんですけど、石田さんはいつから政治に関心があったんですか?

石田 高校生の時です。僕が通っていた都立青山高校は、全国で初めてバリケード封鎖をやりまして、それがまた入学したばかりの頃で、半年ぐらい授業がなかったんです。

テリー 当時、何を理由にバリケード封鎖をしたんですか?

石田 高校では、体制や反動教育の是正、みたいなことを言ってましたけどね。

テリー そんな状況の中、学校で何をやってたんですか?

石田 自分で勉強したいテーマを決めて、その成果をひとりひとりが発表する、みたいな授業をやったりしてました。物理や地学、生態学とか興味あることなら何でもいいんですよ。先生も一緒になって、教科書を使うのではなく、自分で学びたいことを学ぶんです。

テリー それはいいですね。押しつけの授業より前向きに取り組めそうだ。

石田 だから、今でも自分で学ぶクセはついていますし、そういう環境の中で暗記だけでなく問題意識を持って勉強していくと、「なぜ日本は太平洋戦争に突き進んだのか」みたいなことが構造的に見えてくるんです。だから、政治に興味を持つことは、ごく自然なことだと思うんですけどね。

テリー まァ、思想って言っちゃうと大げさかもしれないけど、自分なりに考えて意見を持つことは大事ですからね。例えばアメリカの俳優や歌手なんかだと、「俺は反トランプだ」とか、みんな自分の立場を表明してるわけですし。

石田 でも、日本はそれを言うと、芸能人には不利益がありますからね。

テリー 実際にあったんですか!

石田 まず「すみません、うちは自民党支持なので」って速攻でCM契約を切られたところが2社ありましたし、テレビ局によっては、「そういう(政治的な)発言をする人は使いにくい」っていうところもありますしね。

テリー それもおかしな話だけどね。今後、石田さんはまた政治の世界に行く可能性はあるんですか?

石田 いやいや、もう出ないに越したことはないと思っています。一つだけ言わせてもらうと、政治うんぬんに関しては、そういうことを考えているというだけで、僕自身、積極的にそれに関して発言していかなくちゃいけない、なんてついぞ考えたことはなかったんです。

テリー わかりますよ、でも、そういう考えを持てることは大事ですよね。

石田 ええ、だって大人としての見識とか責任レベルの話なわけですから。僕自身や石田家にとっても、僕なんかが政治家にならなくてもいい世の中を望みますね。でも前にテレビでこれを言ったら、共演したタレントさんに「何様だと思ってるんだよ!」って、すごく笑われたんですけど。

テリー それはひどいね。

石田 でしょう? 僕も質問されたから言っただけなのにね。僕の願いは一つだけ、「政治家の皆さんには、僕らが心配するような世の中にしないでいただきたい」、それだけですよ。

テリー 石田さんのところは、まだ小さなお子さんもいるから、切実な願いでしょうね。

石田 ええ、今、4歳と1歳です。もし2人が将来的に戦争に行くなんてことになったら‥‥考えただけで耐えられないですから。

アサ芸プラス

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