亀梨和也の可愛さが全開!ほのぼのユルい土ドラ/『ボク、運命の人です。』第二話レビュー

4月26日(水)0時0分 messy

亀と山Pコンビの息の合ったコミカルなやり取りが面白い『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系、土曜夜10時)。第一話視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と二桁台にのりましたが、第二話は9.6%(同)と2.4ポイントダウン。『プロポーズ大作戦』の二番煎じじゃん、と思った人がわざわざリアルタイムで見なくてよしと判断したってことでしょうか。

第一話は、女運ゼロのサラリーマン・正木誠(亀梨和也)の目の前にイキナリ“神”と名乗る謎の男(山下智久)が現れて、誠が運命の人・湖月晴子(木村文乃)と結婚して子どもを作らなければ地球が滅びるのだと、セカイ規模の脅迫とハッパをかけてきます。実は子どもの頃から幾度か“偶然”会っている誠と晴子、現在は同じオフィスビルの隣の会社で働く者同士です。素直な性格の誠は早速アプローチを開始しますが、何も知らない晴子に“運命”を連呼するような最悪にきもいやり方だったため、常識的な晴子は当然ドン引き。晴子も結婚願望は強いんですけどね。

誠は、野球部員だった高3の夏、試合でピッチャーを務めるもさよならヒットを打たれて逆転負けしたときに、「よく頑張った! お疲れ様!」と労りの声をかけてくれた相手校の吹奏楽部の女子が晴子だったということに気づき、ますます運命を感じてヒートアップ。しかし謎の男いわく、ライバル出現の気配があるそうです。相手は例の試合でさよならヒットを打った定岡光圀クン(満島真之介)ってことで、誠は「2回も負けるわけにはいなかい」と俄然張り切り出します。空回りしそうだけどね。

ライバルもいい奴

迎えた第二話、オフィスビルのエレベーターで一緒になった誠に対する晴子の反応はつれないものでした。同僚の三恵(菜々緒)的には、晴子、誠のアプローチに一度乗ってみてもいいじゃんって感じですが、 “結婚”を意識している晴子的には「寄り道している暇がない」。

三恵「遠回りが一番の近道ってこともあるからね」
晴子「遠回りが結果的に一番の近道だった人のパーセンテージ、考えたことある?」
三恵「ないよ。そんな暇じゃないよ」
晴子「遠回りが近道だった人なんて超レアケース。大半の人は遠回りをした挙句自分を見失って路頭に迷う」
三恵「じゃ晴子にとっての結婚への一番の近道って何よ?」
晴子「それがわかってたら今歩いてるから〜」
三恵「だからね、道を見つけたら怖がらずに一度歩いてみたらって言ってんの」
晴子「あの道は歩かなくても違うってわかるから」
三恵「どうして?」
晴子「それは長年の嗅覚」
三恵「ダメな男を次々と捕まえてきたそのご自慢の嗅覚がぁ〜?」
晴子「うるさい」
三恵「その嗅覚がNoって言ってるんだったら、あの人、逆に正解かもよ」
晴子「ちょっと黙っててもらえる」

“遠回り”に対してはパーセンテージで考えるのに、“道”が違うか当たっているかは嗅覚で考えるらしい晴子……。“結婚”を意識して慎重になっているってことプラス、過去の恋愛で負った痛手が根深く残っているようです。

あまり笑顔を見せないキャラの晴子ですが、退社後、高校時代の同級生・定岡クンに呼び止められるとぱぁっと笑顔になりました。定岡クンはヘッドハンティングを経て、現在向かいのオフィスビルの商社勤務だそうです。と、そこへ「こ、こ、こ、こんにちは!」と誠が割って入ってきたうえ、「あの〜俺のこと覚えてません?」と定岡クンに訊ねました。すると、定岡クンも誠のことを思い出して、当時のことをペラペラ語りはじめました。

誠から打ったさよならヒットは、定岡クンにとって“公式戦で打った最初で最後のヒット”だったそうです。当時ずっと補欠だった定岡クン、その日もレギュラーのケガ、さらには代打メンバーのケガが重なり、偶然打席が回ってきました。代わりの代わりです。晴子も含めとりあえずみんな期待していなかったし、対する誠はできるピッチャーだし、全然打てる気しなくてどうせダメだろうとバットを適当に出したらたまたま、偶然当たった感じ、野球の神様が微笑んでくれたそうです。そして偶然再会することとなった誠に「今度飲みに行こうよ」と誘う定岡クン、結構面白くていいキャラしてますね。恋のライバルはちょっとイヤな男になりがちですが、このドラマには根っからイヤな奴は登場しないかもしれません。

晴子は男性不信?

自分が悔し涙を流したあのさよならヒットにそんな顛末があったと知り、誠は謎の男に「定岡にさよならヒット打たせたでしょ」と詰問しますが、「そんな暇じゃない」と一蹴されます。定岡クンはたまたまなんて言っていたけど、実際はいつ試合に出てもいいように人一倍努力していたのであって、あれは純粋に定岡クンの実力で打ったヒットなんだ、と。純粋な力勝負で負けたんだと知り、やっぱり聞かなきゃよかったと思う誠。単純ですね。

謎の男「彼に勝つために一番必要なものはなんだ?」
誠「それは、愛と、情熱」
謎の男「違う。お金」
誠「お金?」

誠はあまり貯金がないようですが、ちょうど勤務先のウォーターサーバー会社では、新規営業10件獲得で報奨金10万円。謎の男曰く、10万円あれば彼女を振り向かせる武器が買える、そしてその金は努力と苦労の末に得たものじゃなきゃ意味ない、そうで……。

謎の男「ライバルは、君が思ってる以上に手ごわいぞ!」
誠「絶対に負けない! いや、今度こそグウの音も出ないほど、完膚なきまでに抑え込んでみせるやる!」

というわけで 10万狙って営業に精を出す誠です。

一方、昼間は向かいのビルから晴子を見つめていた定岡クン、夜は晴子を待ち伏せして、飲みに誘いました。すでに晴子に気があるのか? 晴子、三恵、定岡クンの3人で飲み屋に入り、思いで話に花を咲かせます。高校時代の晴子は「いいお嫁さんになりそうな人ランキングぶっちぎり1位」だったそうで、定岡クンは例の夏の試合の後、晴子に告白していました。しかし晴子の返事は「大学受験に集中したいからごめんなさい」。当時、とにかくポジティブな雰囲気だった晴子に定岡クンは惹かれたようです。え? 今の晴子はポジティブって感じじゃありませんね。

三恵は、見た目も勤務先も悪くなく素性もわかっている定岡クンを「いいじゃん」と晴子に推してきます。定岡クンをそういう風に思ったことがない、とやっぱり曖昧な反応の晴子ですが、定岡クンも自分同様2年ほど相手がいないと知って、微弱ながら運命を感じている様子。それにしても数年ぶりに会った異性の同級生に「どうして晴子は結婚しないの」と聞く定岡クン、すごいなぁ(苦笑)。

なんだかんだと盛り上がった3人は、2軒目突入。「定岡クン、晴子に絶対合ってる」と推し推しの三恵さん、晴子が席を立った隙には定岡クンに探りを入れ情報交換するなど完璧なアシストをこなします。「こんなに楽しそうな晴子久しぶりに見た」と言う三恵に、「高校の頃(の晴子)は毎日笑ってるイメージしかなかった」と不思議そうな定岡クン。そんな定岡クンに三恵は、「20代で色々傷ついたんです」と、晴子の「男運が最悪」で相手がヒモになったり実は奥さんがいたり……といったことが続いたこと、自分はそういう間違いを起こさないと思っていたから余計にショックだったのではないか、と説明し、「ぶっちゃけどうなんですか? 俺が守ってやろうとか思わない?」と単刀直入に聞いちゃいます。すごいアシスト力です。菜々緒=怖い役でお馴染みですが、怖くない役もやるんですね……。

行動する男としない女

その頃、誠は新規契約10件獲得を目指して仕事に精を出していました。というと、営業先で長時間待たされた果てに契約成立。その相手はなんと晴子の父親、湖月大地(杉本哲太)! 珍しい苗字だけに気づいちゃった誠はちょっと戸惑いますが、愚直な誠が気に入った晴子父、契約書の判を押しながら「いつかこんな風に娘の婚姻届に判を押す日が来るのかな。嫁いだら嫁いだで淋しいんだろうけど このままずっとひとりかもしれないと思うと不憫でね」と、家では言わない本音をポロポロ。誠を飲みに誘うほど心を許しちゃいました。最近は若い部下を飲みに誘っても断られるとぼやき「君みたいな部下が欲しかった。娘には君みたいな男と一緒になって欲しいよ」と誠を絶賛する晴子父。肝心の晴子とは連絡先も知らずろくに話もできていませんが、好きな子の父親から攻略していくって斬新!

とはいえ、飲み会から帰った晴子は、自分の父が誠の名刺を持っていることにビックリ! 翌日誠を呼び出し「どういうことですか? 本当に偶然ですか?」と詰め寄ります。またまた「運命が僕らを後押ししてる」と答えちゃう誠と、偶然を運命と呼ばないでほしい、珍しい確率のことが立て続けに起こっただけだ、と拒否反応示しまくりの晴子。先日のコンサートで2人同時に立ち上がって拍手したことについても、単純で素直な性格の誠はめちゃめちゃ運命を感じたし、晴子も自分に何かを感じてくれたんじゃないかな、と思っていましたが、晴子は「うぬぼれるのもいい加減にしてください! 演奏が終わって拍手することがそんなに珍しいことですか? あそこのどこに運命が存在したんですか?」とにべもありません。ここまでは第一話と全く同じなんですが、第二話では誠もめげません。

誠「じゃあ聞きますけど、それって楽しいですか?」
晴子「え?」
誠「不思議なことが起こった時に目くじら立てて否定して、それって楽しいことですか? 計算外のことが起こるとそんなに不安になるんですか?」
晴子「……」
誠「5歳の時、あなたとはじめて会った時です。空に大きな虹が出ました。あなたはその虹を指さしてこう言ったんです。『あそこを最初にくぐった人と結婚するんだ』って」
晴子「……」
誠「だから俺、あの後虹が出るたびに走ったんです。友達と遊んでる途中でも、母親と買い物してる途中でも、空に大きな虹が出るたびに全力で走ったんです。絶対最初にくぐってやるんだって。まあ、当然、追いかけてる途中ですぐに見失いましたけど。あなたの言葉を微塵も疑いませんでした」
晴子「……」
誠「いまだにちょっと信じてます。だってそのほうが人生楽しいですから」
晴子「……。ひとりで楽しんでいればいいじゃないですか。そこに私を巻き込まないでほしいと言っているだけです。失礼します」

いやー、もし自分にとってどうでもいい相手に運命、運命って連呼されれば気持ち悪くなるだろうし、おまけに半世紀前の5歳の頃の出来事の詳細語られてもゾッとすると思うんですけどね。しかし結婚を望みながらも辛い恋愛を繰り返してきた晴子にとってはちょっと刺さったみたいです……。

虹を見るたび走っていた行動派の誠は、仕事にも奮闘して新規契約10件達成しました。奇しくもその日は晴子の30歳の誕生日だということを知り、謎の男が言っていた「彼女を振り向かせるために必要なものを買うお金」ってこのことなんだと気づきます。だが、報奨金10万円は「部署のみんなで焼肉」って使い道が最初から定められていると知って愕然……。みんなで戦ってみんなで勝つってこういう意味ね。

さて、30歳の誕生日を晴子はひとりラーメン、ひとり飲みで過ごします。あ、敢えて? 実家暮らしなのに? 三恵は、定岡クンも誘ってお祝いしようと言ってたんですけどねぇ。一方、誠は部署のみんなと焼肉……けれど運命が降らせてくれたのか、2人は帰り道、雨宿りをしている時に遭遇。誠は「ちょっと待っててもらえますか」とコンビニに走り、焼肉の残金で傘を買って、晴子に差し出します。自分の誕生日を知っている誠をキモがってそそくさと立ち去る晴子ですが、そこに「ハッピーバースデー! ハルオー!」と高らかなバースデーソングが聞こえてきました。どこかのアメフトチームが仲間の誕生日を祝っているようで、祝ってもらっているのはハルコと一字違いの「ハルオ」。

ちょっと心がほぐれたのか「ほんとに不思議ですね」と晴子は笑みを浮かべます。ちょうどそこにタクシーが通りかかり、晴子は「傘、ありがとうございました。このまま帰りますので。おやすみなさい」と誠に言い残して去っていくのですが、誠が傘を買ったコンビニの店名が『Rainbow(=虹)』だと知って、また笑顔。ぴょんぴょん飛び跳ねながら手を振ってタクシーを見送る亀も可愛らしくて可笑しかったですね。

ようやく晴子を笑顔にすることができたと上機嫌の誠ですが、まだまだ試練は続きそうです。謎の男によると、晴子はタクシーの中で定岡クンからのバースデーメールを受け取ったこと、誕生日の夜寝る前に彼女が思い出すのは定岡クンであること……そう、現段階では晴子は定岡クンLOVE。そもそも誠は晴子の連絡先すら知りません……。しかもしかも、謎の男曰く、定岡クンはこの春・人生最大のモテ期を迎えたそうです! ノーマルの状態でも誠の3倍モテる男だというのに……! しかし定岡クンは多分いい奴なんです。誠が戦々恐々としているとも知らず(人生最大のモテ期にもおそらく気付かず)定岡クンは誠を飲みに誘ってきました! さあ、次回三話どうなるのでしょう?

多少、晴子の自分に対する悪印象を払拭できた誠。一話でのストーカー呼ばわり状態から考えると大進歩ではありますが、今のところ明らかに定岡クン優勢の状況です。でも彼と誠、結構気が合いそうだったり……!? 悪人が出てこず、ほのぼのユルーいテイストで進む土ドラ。亀梨和也の可愛さがいかんなく発揮されていて(31歳なのにこんなにただただ可愛いって……)、これはこれでアリだなと納得しております。ストーリーとしては、過去の恋愛で屈折しちゃった晴子の心を、誠が時間をかけてほぐしていくのでしょうが、晴子自身が「気付き」を得て自分自身で立ち直ってくれることに期待しています。王子様待ちのネガティブな姿勢、ダサいですからね。
(ドラマウォッチ担当:雨月桃)

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