『なんで私が神説教』雛形あきこ、心に傷を負ったシングルマザー役 “息子”水沢林太郎を信じられない“過去”
2025年4月26日(土)21時54分 オリコン
日本テレビ系土曜ドラマ『なんで私が神説教』に出演する雛形あきこ(C)日本テレビ
今作は、無職生活を脱却するためになんとなく高校教師になった主人公・静が、問題児ぞろいの生徒たちの事情に巻き込まれ、したくもない“説教”をしなければならない状況に追い込まれ、悪戦苦闘するさまを描く。いっぱい笑えてスカッとする、新たな学校エンターテインメントとなる。
雛形が演じるのは、静が受け持つ2年10組の生徒・七海海斗(水沢林太郎)の母・七海真紀。真紀は、夫と離婚後、パートで働きながらシングルマザーとして海斗を育ててきた。
海斗と、クラスメートの田沢太一(島村龍之介)の間でトラブルが起こったと静から連絡を受けた真紀は、詳しい事情も聞かず、悪いのは海斗だと思い込んで息子の非を認めてしまう。海斗から殴られたと訴える田沢に対し、海斗はそれを否定。しかし、真紀は息子の言うことを信じない。海斗は中学時代にも暴力事件を起こしていたのだ。さらに、真紀が息子を信じられないのには、ある理由があった。
雛形は「脚本を読んで、まずは息子の傷と母親の傷どちらも短い時間で大切に伝えられたらと思いました。重たくなりがちな内容だったのですが、明るく良いチームワークの先生たちの空気中で親子のシーンをやらせていただきました。その緊張感がありながらも良い空気感がすてきなシーンになっていると思うので、皆さまに楽しみにしていただければと思います」と、今回の役柄に込めた思いを語った。
深い心の傷によって息子の思いを受け止められず、つらく当たってしまう母親の複雑な心情を雛形がどのように演じるのかが見どころとなる。