桑野信義 バカ殿30年で感じた志村けんさんのストイックさ「朝まで飲みながら」
2025年4月26日(土)6時20分 スポーツニッポン
「ラッツ&スター」の桑野信義(68)が、20日に放送されたBSフジ「ハートフルTV『虫の知らせ』」(日曜深夜1・29)に出演。志村けんさんとの思い出を語った。
MCの榊原郁恵は「クワマンは、バカ殿の爺のイメージ」と振り返る。志村けんさん演じた「バカ殿」はお茶の間では大人気で、桑野はその家老役。「30年以上やりましたね」と懐かしんだ。
「(志村さんからは)いろいろ教わりましたわ」としみじみ語る。仕事終わりは朝まで飲み屋で語るのが定番。「志村さんは番組が終わっても、ずっとネタのこととか、コントのこととか、朝まで飲みながら話した」と回想し、「笑いやコントの間」などお酒を飲んでいる最中でも妥協がなかった。また、他の話題で飲み始めても「だいたい仕事の話になっちゃう」というほど、ストイックだった。
志村さんと知り合ったきっかけがある。「シャネルズ」でデビューした「ラッツ&スター」は、「歌と歌の間にコントとか、ヒゲダンスとか」と歌だけではないエンターテインメントを追求した。「それで志村さんとか見に来て、“バラエティーやらないか”」と声を掛けられたことがきっかけだといい、その後の志村さんとの付き合いにも発展した。