「スタ誕」出身元アイドル 1日の仕事本数に渡辺満里奈も驚がく「どういうタイムスケジュールで?」
2025年4月26日(土)22時4分 スポーツニッポン
タレント石野真子(64)が、26日放送のニッポン放送「渡辺満里奈のアイドルリクエスト!」(後8・00)にゲスト出演し、アイドル歌手時代の超強行スケジュールについて語った。
山口百恵さんやピンク・レディー、中森明菜ら多数のタレントを輩出したオーディション番組「スター誕生!」に合格し、78年にアイドル歌手としてレコードデビュー。当時のキャッチフレーズ“100万ドルの微笑”通り、キュートな笑顔と八重歯がチャームポイントだった。
パーソナリティーのタレント渡辺満里奈から「『スター誕生!』でデビューしてから、当時の忙しさは?」と問われると、石野は一言、「すてきよ」と答え、笑わせた。「周りのスタッフの方が、『スター誕生!』でデビューするということで、売りだそうと動いてくれて、頑張ってPRしてくれていたので」。スタッフたちの熱意も感じたという。
神戸の実家から上京してデビューしたが、当時はまだ高校生。「朝、学校に行って、1時間目か2時間目に、学校の校門にマネジャーさんが迎えに来て。朝はバスで行くんですけど」と振り返った。さらに「そのまま1日…。毎日、10本くらい、仕事量」と打ち明けると、渡辺は「10本?テレビとか取材とかラジオとか…」と驚いていた。
石野は「凄く多かった。バラエティーでも、歌のコーナーが必ずあって、クイズ番組でもあるし、1日何本もそういう番組を収録して」と説明。しかし、渡辺は「どういうタイムスケジュールで10本もできるんですか?」と、疑問は晴れない様子だった。
石野も「携帯もない時代に、マネジャーさん凄い、スタッフの方凄いとしか言えないようなスケジュール」と、あらためて驚きを口にした。また「取材も豪華だったから、『明星』の1ページのために富士山に朝4時から登るとか、フル装備…はい。本気で登るという。“朝日だ〜!”というのを撮って、降りてきて。それでまた番組に出て」と、手間も経費もかかっていそうな取材の一部を紹介。渡辺は「ホント、すてきですね。しびれますね」と笑っていた。
多忙による疲れについて聞かれると、「たぶん、本当に考えている暇がなかったの。だから、駆け抜けたって感じ」と返答。「短い間だったから、もうちょっと長くやっていたらいろんなことを考えるけど、今に集中!みたいな感じだった」と、青春をささげたアイドル活動を懐かしんでいた。