松尾スズキ 「大人計画」に“勧誘”したい人気女優「人見知りの多い劇団だから」「舞台に出たら弾ける」

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　作家、演出家、俳優で劇団「大人計画」主宰の松尾スズキ（62）が25日放送のTBS「A-Studio＋」（金曜後11・00）にVTR出演。「大人計画」に“勧誘”したい人気女優を明かした。

　この日のゲストは女優の多部未華子。松尾は多部を多くの作品で起用しており、MCの笑福亭鶴瓶が多部を良く知る人物として取材した。

　鶴瓶の取材に、松尾が「人見知りの多い劇団だから。（多部も）人見知り。大人計画”に入ったらどう？独立したから」と話していたことを聞かされた多部は「いや、個性豊かな、（阿部）サダヲさんとかとはちょっと本当に比べ物にならないぐらい」と苦笑。「サダヲさんも松尾さんもそうですけど、本当にみんな大人しくて静かで。座ってると静かなんですけど、舞台の稽古で舞台の方に行くと、途端に変なことをしだしたりとか。変なことっていうか、なんか想像を超えるものを稽古中にいっぱい出してくる、もう技みたいに思えてきちゃうんですよ。必殺技これかみたいに思うぐらい。本当にお芝居想像できるなって」と感心した。

　これに、鶴瓶は「いや、でも言うてたよ、松尾さん。“舞台出たら殻になってバーン弾ける”言うて。そこが凄い。“ボーンと弾ける”って。“やったろう”って思うの？」と質問。

　多部は「それはもうやれるだけのことは一生懸命やろうっていうぐらいで、やってやる！みたいなのはないんですけど、自分ができることって何だろうなって、自分の立場としてって思いながら参加させてもらってます」とした。

　松尾作品への最初の出演は、舞台「農業少女」（2010年）。当時多部はまだ21歳だったといい、「この時は本当に皆さんやっぱり芸達者っていうか、舞台をたくさんやられて、経験値が本当にたくさんあって。自分が本当に新参者で入ったので、すごく刺激的でしたね」と振り返った。