「ダウンタウンチャンネル」7月にも開始 出資規模は数十億円 松本は「新たな賞レース立ち上げにも興味」
2025年4月26日(土)4時0分 スポーツニッポン
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)が独自のインターネット配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮)」を7月1日に開始する予定であることが25日、分かった。関係者によると5月中旬に撮影を開始する。
浜田は体調不良のため3月から活動を休止中。松本も昨年11月、週刊文春などに対する訴訟で訴えを取り下げて活動再開を発表したが、現時点では至っていない。開設までにコンビそろって芸能活動を再開する予定で、吉本興業関係者は「そろって復帰してほしい」と願っている。ただ、浜田の体調次第で松本1人での復帰になる可能性もある。
同チャンネルは定額でサービスを利用できるサブスクリプションで、2人によるコンテンツの発信などを予定。関係者は「松本さんは芸能活動再開に意欲的で、新たな賞レースを立ち上げることにも興味を示しているそうです」と明かす。他にも、Amazonプライムビデオで配信中の出演者同士が密室で笑わせ合う「ドキュメンタル」のような、これまでにない大規模なお笑いコンテンツの制作を目指しているという。
これらにかかる莫大(ばくだい)な費用をまかなうため、吉本は昨年12月に動画などのコンテンツ制作資金の調達を目的としたファンドを設立。国内外の企業からの出資を受け、海外販売するなどのビジネス展開を想定しており、出資規模は数十億円規模を見込んでいる。
また、これまでダウンタウンが出演した番組をアーカイブ配信する案も挙がっている。フジテレビの冠番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」や、松本と11年に芸能界を引退した島田紳助さんによるトーク番組「松本紳助」もその候補。関係者は「現在、スタッフは在京キー局や在阪テレビ局との番組の権利関係の調整に奔走しています」と明かす。
裁判中の昨年3月には、SNSに「一日も早く、お笑いがしたいです」と記した松本。その思いが成就し、再び新たな笑いを発信する姿が見られそうだ。