美貌で話題のセブン「アンヌ隊員」 仮面ライダーアマゾンと70代“特撮婚” 肩抱かれたデュエットで?
2025年4月26日(土)4時0分 スポーツニッポン
特撮ドラマ「ウルトラセブン」の友里アンヌ隊員役で知られる女優、ひし美ゆり子(77)が25日、自身のSNSで年内に結婚することを発表した。相手は「仮面ライダーアマゾン」でアマゾン役を演じた元俳優の岡崎徹さん(76)で、ウルトラ隊員と仮面ライダーの“異色熟年カップル”誕生となった。
ひし美は「突然ですが…私、年内に結婚することになりました」と報告。「相手は知り合ったのが53年前、元俳優、歌手の岡崎徹さんで彼は初婚です。衒(てら)いのないご性格に馬があったと言うかまさかこないだの動画“瓢箪(ひょうたん)から駒!!”」とつづった。
交際期間などは明らかにしていないが、ひし美は今月20日に岡崎さんと「コロナ禍前」に撮影したというデュエット動画を投稿。ひし美の肩に手をかけた岡崎さんと仲睦まじく、五木ひろしと木の実ナナのデュエット曲「居酒屋」(1982年)を熱唱。翌日には「昨夜はアマゾン岡崎徹ちゃんに動画アップの事後承諾の電話を入れたら、ナナんと2時間もおしゃべりしちゃったよ!!」と明かしていた。
ひし美は67年に放送された「ウルトラセブン」のアンヌ隊員のかれんな姿で一世を風靡(ふうび)した。その後、セクシー路線にも挑戦し映画女優として活躍。過去に2度結婚歴があり、夫とともに都内で中華料理店を切り盛りしていた時代もあった。最近では「ウルトラセブン」のモロボシ・ダン役の森次晃嗣(82)との対談イベントなどに登場。「アンヌ隊員」の美貌はネットで現在も人気となっている。
岡崎さんは、74年に仮面ライダーシリーズ4作目の「アマゾン」を演じた。俳優として将来を嘱望されたが、76年に撮影中のケガをきっかけに引退していた。芸能界復帰はしていないが、23年にはRKB毎日放送のラジオドラマに出演している。
ひし美は結婚報告で「東京生まれ東京育ちのワタシは田舎生活(熊本県)になります」とも明かしており、岡崎さんの暮らす九州に拠点を移すとみられる。ともに75歳を超えた熟年カップルの新たな人生にも注目が集まりそうだ。
◇ひし美 ゆり子(ひしみ・ゆりこ)1947年(昭22)6月10日生まれ、東京都出身の77歳。高校時代に東宝主催のオーディション「ミス東京セニョリータ」で準グランプリ。東宝俳優養成所入りし、66年映画「パンチ野郎」でデビュー。出演作に「若大将シリーズ」「不良番長」など。
◇ひし美 ゆり子(ひしみ・ゆりこ)1947年(昭22)6月10日生まれ、東京都出身の77歳。高校時代に東宝主催のオーディション「ミス東京セニョリータ」で準グランプリ。東宝俳優養成所入りし、66年映画「パンチ野郎」でデビュー。出演作に「若大将シリーズ」「不良番長」など。
【高齢同士の結婚 前田吟は78歳】
芸能界では高齢同士の結婚も少なくない。最近では俳優の前田吟が78歳だった2022年に、74歳だった歌手の箱崎幸子と再婚し話題になった。ほかに、作家の阿川佐和子さんが63歳だった17年に、69歳の元大学教授と結婚。15年に桃井かおりが63歳で年上の音楽プロデューサーと、11年には夏木マリが59歳で、60歳だったパーカッショニストの斉藤ノヴと結婚した。