金子恵美氏 立民の「食品消費税1年ゼロ」公約をチクリ「野田さんが、増税した人がこう言うのは...」

2025年4月26日(土)15時50分 スポーツニッポン

 元衆院議員の金子恵美氏(47)が26日、日本テレビ系「サタデーLIVE ニュース ジグザグ」(土曜前11・55)に出演。立憲民主党が1年間に限って食料品の消費税率を0%に引き下げる案を夏の参院選公約に盛り込む方針を発表したことに言及した。

 立民の野田佳彦代表は25日の記者会見で、物価高を受けて「民のかまどから煙が消える可能性がある」と減税の必要性を説明。立民が導入を掲げる、中低所得者に対する税控除と給付を同時に行う「給付付き税額控除」に移行するまでの措置と位置付けた。ただ、具体的な財源は明示せず、先送りした形となった。

 金子氏は「財源の部分も含めて恒久的な措置にできるかというところがポイント。と、同時に私が思ったのは野田さんが、社会保障費で増税した人がこう言ってるというのはなかなか思うところがありましたけど」とチクリ。

 野田代表は民主党政権の首相時代、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革を進めた。それから13年が経っているが、読売テレビの高岡達之特別解説委員は「政治家は変えない人、頑固がいいのか、大変な時だから変えてくれる人がいいのか、どう思いますか?」と金子氏に質問した。

 すると「立憲民主党が民主党時代に言ったことと政策に対して裏付けとかしっかりと証明できていれば今も期待されると思うんですけれども。そこの回収ができていない中でまた言ってしまった時にそれが信頼できるかというところにはなる」と説明。そして「ただ、柔軟な対応を政治家もしていく、いまの現下の状況を踏まえたうえで政策を立てていくっていうのももちろん大事だと思いますが、もう一度期待してもらうにはどうなのかと。政権奪還しに行くくらいの野党であるならば、そこは裏付けが必要なのかなと思う」と続けた。

スポーツニッポン

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