カラテカ・矢部太郎「手塚治虫賞」受賞の背景にある父親の存在

4月27日(金)19時30分 まいじつ


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お笑いコンビ『カラテカ』の矢部太郎が、自身の住むアパートの大家さんとの交流を描いた著書『大家さんと僕』で、2018年『手塚治虫文化賞』の『短編賞』を受賞し、話題になっている。


同書は矢部が住む木造2階建ての一軒家が舞台で、2階に住む矢部と、1階に住む大家さんとのやり取りがエッセイ漫画として描かれている。読者からは「ほのぼのとする」、「大家さんとのほっこりする関係に癒やされた」など発売当初から高評価で、現在発行部数は21万部を突破している。


「お笑い芸人としてはいまいちパッとしない矢部でしたが、本人もこの本を描いて、初めて先輩芸人から褒められたと言っていました。矢部の父親は絵本作家のやべみつのりで、父親の影響を受けていたのでしょう。父親は芸人としての矢部に対しては一切、口出しをしなかったそうですが、本書が発売されたときは、うれしくて矢部に内緒で大量に本を購入していたそうです。4月25日発売の『週刊新潮』から第2期の連載がスタートしますが、今後は本格的に漫画エッセイストとして活躍していくかもしれません」(エンタメ誌記者)



ピース・又吉直樹を超える快挙


『手塚治虫文化賞』は朝日新聞社が主催で、優れた漫画に授与される漫画界でも名誉ある賞。過去には、萩尾望都石ノ森章太郎、水木しげる、秋本治、藤子不二雄Aなどそうそうたる漫画家が受賞している。お笑い芸人で本職の漫画家以外が受賞したのは、矢部が初めてという快挙だ。


「お笑い芸人が文学関連の賞を受賞したといえば、同じ吉本興業所属の又吉直樹がいますが、文章以上に読者の目が厳しいのが漫画です。正直、又吉の場合は話題が先行した感が否めませんが、矢部は本が発売されてから21万部以上売れた上での受賞ですから、ある意味、エッセイ漫画としてきちんと評価されたということでしょう。関係者のあいだでは早くもドラマ化の話も出ているようです。本人は東京学芸大学に入学した学歴もあり、他に気象予報士の資格も持っているなど努力家な部分もあります。今後のさらなる活躍に期待ができますね」(同・記者)


何より、本を読んだ人のほとんどが“絶賛”しているのが、矢部の人間性を如実に表している。ほっこりとした気持ちになりたいとき、本書を手に取ってみるといいかもしれない。



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