大宮エリーさん死去 別所哲也は才能に賛辞「太陽のように明るい笑顔と、感性と理性を降り注いでくれた」

2025年4月27日(日)18時34分 スポーツニッポン

 俳優の別所哲也(59)が27日、23日に49歳で死去していたことが分かった画家で作家の大宮エリー(おおみや・えりー、本名大宮恵里子=おおみや・えりこ)さんを自身のX(旧ツイッター)で追悼した。

 別所がパーソナリティーを務めるラジオ番組に、大宮さんがたびたび出演したり、映画にまつわるシンポジウムでともに登壇したことがあった。

 別所はXで「大宮エリーさんが、逝ってしまった」と一言。さらに「ラジオナビゲーター、ショートフィルムや、絵画創作、クリエイティブマッスルを鍛えるエリー学園の創設。20世紀のジャンルの壁をどんどん飛び越え時には倒して架け橋に変え、太陽のように明るい笑顔と、感性と理性を降り注いでくれた」と、その類いまれな才能を見せた49年の人生を評した。最後に「ありがとう。合掌。別所哲也」と締めくくった。

 大宮エリー事務所が27日、発表したところによると、大宮さんは23日、病気のため死去した。

 関係者によると、大宮さんは昨年から周囲に体調不良を訴える機会が増えていた。自らが主宰しクリエーターを育てる「エリー学園」を今年2月にクローズするなど、活動の幅を縮小していた。インスタグラムの更新回数も減り、2月3日の配信では「ちょっと声が出にくいので、筆談でやりたいと思います」と伝えた。何度もせき込みながら、自身の姿は写さずに節分の鬼のイラストを描く工程だけを撮影し、「無病息災!!」とイラストの横に書き込んだ。最後の投稿は3月6日だった。

 大宮さんは東大薬学部卒業後、電通でCMディレクターなどを務めた。独立後はドラマや映画の脚本、監督、エッセー執筆、コメンテーターとしてのテレビ出演など、幅広く活躍した。

スポーツニッポン

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