“永遠の大型新人”鈴木雅之 60歳を超えてアニソン進出「また自分の中で1つの目標を作ることが出来た」
2025年4月27日(日)15時48分 スポーツニッポン
歌手の鈴木雅之(68)が26日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。アニソン進出の経緯を明かした。
鈴木は1995年、19歳で「シャネルズ」を結成。1980年、黒塗りメイクでシングル曲「ランナウェイ」でデビューし、大ヒット。110万枚のミリオンセラーを記録。その後もヒットを飛ばし、1983年には「シャネルズ」から「ラッツ&スター」に改名。「め組のひと」など数多くのヒットを生み出した。1986年にソロデビュー。2000年代から「ラブソングの王様」と呼ばれるように。近年ではアニメソングの世界へ進出している。
MCの加藤浩次が「今、鈴木さんはアニソンも歌ったりするでしょ?」と聞くと、鈴木は「アニソンは特に60代になった時にスタッフから“アニソン手掛けてみるのどうですか”って言ってくれたんだよね。何かそこでまた自分の中で1つの目標を作ることが出来たというか、『かぐや様を告らせたい』というアニメの主題歌を4作連続で歌わせていただいて、いつもは“ラブソングの王様”って鼓舞しますけど、その時ばかりは“アニソン界永遠の大型新人”って」と笑顔を浮かべた。
鈴木のアニソン第2弾「DADDY!DADDY!DO!」(2020年)は総再生回数1億回を超える大ヒットに。鈴木は「やっぱりね、来てくれてる人たちみんなが、出たアーティストの色っていうのを決めてくれるんですよ、ライトで。鈴木雅之の場合は皆赤で統一してくれるから。それはバラをイメージしてるらしいんだけど」とアニソンライブでの様子を明かした。
「やっぱり今はインターネットで色々配信されますからね。そうすると、アニメファンって全世界にいる。イタリアの“なんちゃって鈴木雅之”みたいなサングラスをして歌ってくれているとか。イタリア語で。あと南米の人が“なんちゃって鈴木雅之”になってデュエットしてるとか」と鈴木。「そういうのって凄くありがたいし、これから70歳になった時に、60代に対して“まだまだやれることいっぱいあるよ”って言ってやれる自分でいたいなって」と話した。
加藤は「僕今55歳ですけど、やっぱ小僧ですか?」と質問。鈴木は「小僧ですね」ときっぱり返していた。