マツコ 人間関係への悩み吐露「言葉が通じない人のほうが多い」「アンドロイドがいいタイプかも」

2025年4月27日(日)11時21分 スポーツニッポン

 タレントのマツコ・デラックス(52)が27日放送の日本テレビ「シューイチ」(土曜前5・55、日曜前7・30)にVTR出演。人間関係への悩みを吐露する場面があった。

 26日の放送に引き続き、「シューイチプレミアム」で大阪・関西万博の注目パビリオン「いのちの未来」を有働由美子アナウンサーとともに訪問。同パビリオンのプロデューサーで、マツコのアンドロイド“マツコロイド”を開発した、アンドロイド研究の第一人者・大阪大学の石黒浩教授を取材した。石黒教授のアンドロイド「イシグロイド」との対談も行った。

 イシグロイドから「人間とは何かについて考えていきませんか?」と提案されたマツコは「人間とは何かよ。でも確かに人間って何?何なんだろうね、ただ生きればいいわけじゃない、生物としては。手に入れられるものは全部手に入れようとしてるのかしらね、人間っていうのは。ご飯が食べられるだけじゃ幸せになれないのかしら、人間は」としみじみ。

 マツコが「人間っていうのはどうしたら欲望を叶(かな)えられるの?」と聞くと、シシグロイドは「欲望を叶えるためには、まず自分の欲求を理解し、それに向けて適切な行動をとることが重要です」と回答。自身の欲望については「私の欲望は人間とは何かという問いに対する答えを探し続けることです。この探求が私の研究活動の動機です」と答えた。

 マツコは「人間ってみんな科学者みたいなところがあって、もっと知りたいとかさ、知識欲みたいなやつのっていうのは、人間って恐ろしいよね。でもそれが人間のベースじゃない。だからもっと欲しくなるんだし、永遠に人間はやり続けるんだと思う」とした。

 有働アナは「欲望何か分かります?私自分で分かんないです」と話すと、「今どういう仕上がりになってるかってでかいと思うのよ、人間って。それはだから自分で考えた結果ではなく、行動の結果だと思うのよ。だとしたら私はやっぱり食べたいんじゃない?」とマツコ。「食べることって、セロトニンというものを欲しがってるわけじゃん。だからやっぱり幸福感みたいなのを味わいたいんだと思うよ。あと、あなたが何を求めているかにもよるわよね。しょっぱい生身の人間同士の交流みたいなのが大事なんであれば」と指摘すると、有働アナは「もうそれはちょっと」と苦笑。マツコは「私はだからもう完璧な顔と完璧な体があればさ、アンドロイドの方がいい」と話した。

 有働アナは「なんで?」と驚くと、マツコは「面倒くさいじゃん、あの生身の人間の方が。飯食いたいとかさ、つまんないとか言ってくるのよ。なんかこんなちゃんと会話はさせてくれって。だから私は結構本当にアンドロイドがいいタイプかも、凄く」とした。

 石黒教授も「多様性をもたらしてくれます。差別ってだいたい生身の体から生まれるので、生身の体があることによって苦しんでる人も多いと思う」。これに、マツコは「面倒くさいのよ、もう人間関係が。言い方悪いけれども、やっぱり言葉が通じない人のほうが多いじゃない。それはもう私も悪いんだけど。それに寄るストレスとかって結構でかくない?だとしたら、それをもうちょっと潤滑にいけるようにアンドロイドになることでできるんだったら、その方が人間の進化な気がするんだよね」とッ話した。

スポーツニッポン

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