大宮エリーさん死去 最後のインスタ更新は約1カ月半前 イラストに「無病息災!!」添える
2025年4月27日(日)0時45分 スポーツニッポン
画家で作家の大宮エリー(おおみや・えりー、本名大宮恵里子=おおみや・えりこ)さんが23日に死去していたことが27日、大宮エリー事務所の公式Xなどで発表された。49歳。大阪府出身。葬儀は近親者で営む。
自身のインスタグラムへの最後の投稿は今年3月6日だった。「#手紙講座で視聴者の皆さんへお届けしたお手紙たち」として、イラストが入った手紙を自身の近影とともにアップ。
「12月には、紅葉お手紙 1月には、年賀状 2月には、節分のお手紙 配信内で作成して、視聴者の皆さんへプレゼントしてきました」とし、「節分のお手紙」では鬼のイラストに「無病息災!!」との文字が添えられていた。
「配信内でも話していましたが、特にイベントごとでないタイミングでお手紙出すのもいいですよね!お手紙を書こう!と思うと、日常のなんてことない場面や季節の移り変わりなども意識して感じるようになる気がします」と記していた。
大宮さんは1975年大阪生まれ。東大薬学部卒後に電通に入社。コピーライターとしての活動を始めた。その後、映像関連の仕事を手掛けるように。デビュー作となったのが、広末涼子が出演した「ドコモ」のCM。CMは広末の透明感あふれるルックスで大きな話題を呼んだ。その後も緒形拳さんと奥田英二が出演した「ネスカフェ ゴールドブレンド」など数々のヒットCMを世に送り出した。
2006年に独立。同年に「海でのはなし。」で映画監督デビューした。12年に自身初の個展「思いを伝えるということ展」を開催した。画家、作家、映画監督、脚本家、演出家、CMディレクターなど幅広く活躍。スピッツ、山崎まさよしなどのMVも手掛けた。