4~6位のサバイバル直接対決 セミファイナルもいよいよ全チーム残り4試合/麻雀・Mリーグ
2025年4月28日(月)18時30分 ABEMA TIMES

Mリーグ機構は、「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月28日の第1試合に出場する4選手を発表した。ファイナルシリーズ進出をかけた戦いも、残り3日間、各チーム6試合を残すのみ。ここからは1日単位で生き残る者、脱落する者がさらにくっきり分かれてくる。今夜は生き残りをかけた4〜6位の直接対決。明日、笑えるのは誰だ。
現在、ボーダーライン上にいるのは4位のKONAMI麻雀格闘倶楽部。セミファイナルに入りポイントは減らしたものの、TEAM雷電の不調を受ける形で、ファイナル圏内に浮上した。4位と5位の差は約105ポイント。最終日に出場機会がないKONAMI麻雀格闘倶楽部からすれば、この2日間でどれだけ差を広げられるかが全てだ。高宮まり(連盟)は、この大事な局面を任された期待に応えられるか。
追う立場のTEAM雷電としては、KONAMI麻雀格闘倶楽部とは最後の直接対決だけに、ここでとにかく差を詰めたい。トップと2着は40ポイント、2着と3着および3着と4着はそれぞれ20ポイントの差がある。トップが取れれば最高だが、1つでも上の着順を取れれば、その度に20ポイント詰められるだけに、黒沢咲(連盟)はとにかくKONAMI麻雀格闘倶楽部との並びを意識しながら戦うことになる。
6位・渋谷ABEMASは、わずかな可能性にかけて戦ってきたが、いよいよ苦しくなってきた。残り4戦、全てトップなら順位点で+200。素点を加えれば+300は期待できるが、それでもマイナス分の完済には届かない。KONAMI麻雀格闘倶楽部をラス、TEAM雷電を3着とした上でのトップを2回取れた時「何か」が起きる期待の芽が出る。多井隆晴(RMU)も一縷の望みにかけた戦いだ。
3位セガサミーフェニックスは、ポイントを伸ばしたことでひとまずファイナル進出を濃厚としている。大事故に巻き込まれて4位に転落さえしなければ、安心して最終日を迎えられるはず。醍醐大(最高位戦)はセミファイナルでも個人2位。好調を維持したままファイナルに突入できるか。
【4月28日第1試合】※成績は今期のセミファイナルシリーズ
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)個人11位 ▲11.2
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)個人21位 ▲132.6
セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)個人2位 +155.6
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)個人10位 +15.1
【4月24日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +690.0(16/20)
2位 U-NEXT Pirates +660.5(16/20)
3位 セガサミーフェニックス +390.8(16/20)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +6.0(16/20)
5位 TEAM雷電 ▲110.8(16/20)
6位 渋谷ABEMAS ▲502.0(16/20)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)