GACKT「日本の民度が落ちている」 万博「土下座騒動」に嘆き「こんな見苦しい姿を晒して」

2025年4月28日(月)19時35分 J-CASTニュース

歌手のGACKTさんが2025年4月27日にXで、大阪・関西万博の会場内で警備員が土下座する動画が拡散されたことについて「正直、気持ち悪いにも程がある」などと言及。「日本の民度が落ちている」として嘆いた。

土下座動画の拡散「気持ち悪いにも程がある」

万博会場で、大声で怒鳴る客を前に警備員が土下座する動画は、SNSで拡散されたほか、テレビのニュース番組にも取り上げられ、大きな注目を集めた。

GACKTさんはXで、「案内ができなかった係員に客が言い寄り、土下座させたという記事を見た」としてこれに言及。「"土下座万博"なんてふざけた言葉でバズらせてる」とし、「正直、気持ち悪いにも程がある」と非難した。

続けて、警備員が会場の場所を把握して案内することは「当然の『役割』かもしれない」としつつ、「現場にはいろんな事情もあるだろうし、みんなの会社にも仕事が出来る者ばかりじゃないはずだ」と警備員の事情をおもんぱかった。

「客にとっては運営の都合なんて関係ないのは分かる」と一定の理解を示したうえで、「罵倒して、土下座までさせた客の行動。これには違和感しかない」と客の行動に疑問を呈した。

「土下座を強要した訳ではない」伝えるコメントも

万博についてGACKTさんは、「本来、 各国が最新技術や文化を持ち寄って、未来へ繋げるための"交流の場"だろ?」とし、

「世界に日本をアピールするはずの舞台で、こんな見苦しい姿を晒してどうする?」
「この20年で、日本の民度が落ちていることが悲しい。カスハラなんてのは民度の低下を表している代表例だろ?」

と嘆いた。最後に、「もう少し広い心で行く側も楽しんでもらいものだが」と述べた。

なお、日本国際博覧会協会(万博協会)の広報報道課によると、警備員は正確な案内ができるスタッフがいる場所を案内し、無事に行けるか確認しようとしたところ、にらんでいると勘違いされ、客から大声で詰め寄られたと4月22日のJ-CASTニュースの取材に説明。土下座するよう言われたわけではなく、身の危険を感じて自ら土下座したとしている。

GACKTさんの投稿には、「ほんと、SNSでもですが民度低すぎ」「本当にその通り」と同意する声のほか、「お客さんが土下座を強要した訳ではないそうですよ?」などと伝えるコメントも寄せられた。

J-CASTニュース

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