古田敦也氏 凄いと思ったレジェンド選手「にやっと笑うんです」「もう無理、早くメジャー行ってって」
2025年4月28日(月)13時10分 スポーツニッポン
元ヤクルト監督の古田敦也氏(59)が28日、フジテレビ「ぽかぽか」(月〜金曜前11・50)にゲストとして生出演。凄いと思ったレジェンド選手について語った。
番組では古田氏に凄いと思ったレジェンド選手を事前取材。その一人は巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏だと紹介されると、古田氏は「ゴジラ松井、僕らの時は日本人で一番ホームラン打ってた選手だと思いますから、嫌だったですねやっぱり」とぶっちゃけた。
「読み合いに負けて長打」とも明かされると、「松井ってとにかく初球からバンバン打つってタイプじゃなくって、どれだけ変化球見逃して、まあストライク放ってこないピッチャーもいるんで、そういうのを見逃して、僕らも裏をかいていろいろやったりするっていうのは。彼もそういうの得意だったと思いますね」と振り返った。
「だから読み合って勝負する。で、(松井氏が)読みに勝ったら長打を打つっていうね」と語ると、「で僕らにとっても長打打たれるっていうのは凄い嫌だったんで、そういう選手だったんで」と回顧した。
松井氏については「試合中意外とクールだったんで、あんまり表情見せないんですけど」と言い、「例えば僕らもキャッチャーやってて裏をかいて、ここではストレートだなというムードにしておいて、変化球を投げるんですよね」との駆け引きも。
その際「若い頃のゴジラくんはぶんぶん空振りしてくれたんですけど、もうゴジラって呼ばれてる頃には経験も積んできてるから、そこで変化球いったらそれね、ぐっと見逃すんですよ」と古田氏。すると松井氏が「見逃して、僕をちらっと見て、にやっと笑うんですよ」との出来事があったという。
「“多分、そうきますよねえ”みたいな顔して、で僕が“あもう分かってきた?”っていう感じで」と明かすと、「“そうだよねえ。もう無理だよねえ”って思いながらやってましたね。だから“もう早くメジャー行って”って。“もう無理だね、早くメジャー行って”って」と思っていたと苦笑した。