小林幸子 「ニコ超」に“サチネ申さま”降臨 71歳で「ラスボス」からシン化!!若い者には巻かれろ!

2025年4月28日(月)5時0分 スポーツニッポン

 歌手の小林幸子(71)が27日、千葉市の幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2025」で新作巨大衣装「盆踊りのやぐら」で登場し、「千本桜」や「ぼくとわたしとニコニコ動画 盆踊 Remix」を熱唱した。

 火の鳥を模したドレスを身にまとい、頭にちょうちんを乗せて高々とせり上がった。6メートルの大やぐらも、数多くのちょうちんをぶらさげた「盆踊りバージョン」。迫力満点の装いで注目を一気に集めると、生配信でも「神降臨」などのコメントで盛り上がった。「千本桜」の熱唱でさらに熱気は高まり、続く「ぼくとわたしと…」の歌唱では観客が一体となって盆踊りを踊った。

 小林にとってニコニコ超会議は再起の場。演歌界の大御所ながら、2012年には事務所トラブルでNHK紅白歌合戦の連続出場が途絶えるなどドン底を味わった。だが、13年から「ニコ超」に参加するなどネット文化の中で活動し、若者人気を獲得。14年には「ボカロ曲」と呼ばれ、歌声合成ソフトを象徴する曲「千本桜」を初歌唱すると、翌年には同曲で4年ぶりに紅白の舞台に返り咲き。個性的な衣装の印象もあって「ラスボス」と呼ばれるようになった。

 今年は運営側からの提案で「サチネ申(神)さま」の称号を得ての降臨だ。「ニコ超」の魅力について「知らない人がここで集まると、みんな友達じゃん!みたいな、そういうところ。ユーザーが輪になりたくて集まっている。年齢は関係ない」と、魅力を語る。

 昨年60周年を迎えても前向きだ。「ニコニコでいろいろ挑戦させていただいている。昨年はギャルに。年齢関係なく一緒にやっていくことが毎年楽しみ」。“若い者には巻かれろ”をモットーに挑戦を続けていく。(井利 萌弥)

 ≪右目の色覚喪失 網膜剥離明かす≫きらびやかなライティングで登場した小林だが、実は右目が網膜剥離で色覚を失っていることを明かした。色調は左目で判断しているそうで、右目では「信号も真っ黒。今もそう」という。3年前に手術をするも「100%戻るという病気じゃない。治らない」と小林。元の状態には戻らないため「病気は仲良く一緒に寄り添って生きていこうと思う」と覚悟を決めている。「何事も100%っていうことはない。だから体を大事に」と呼びかけた。

スポーツニッポン

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