東啓介 「キンキーブーツ」初日 「お見せできることがすごく楽しみ」
2025年4月28日(月)4時0分 スポーツニッポン
俳優の東啓介(29)が27日、東京・渋谷の東急シアターオーブで舞台「キンキーブーツ」の初日を迎えた。
初日を前に囲み取材に応じ「皆様の前でこの新しいキンキーブーツをお見せできることがすごく楽しみ」と声を弾ませた。
経営難の靴工場がドラァグクイーン用のブーツ工場として再生する物語。東は有澤樟太郎(29)とダブルキャストで、父の急死で靴工場を継ぐことになった青年チャーリー・プライス役を演じる。全体を通してせりふ量が多く「この作品って時間が必ず決まっているらしくて、その中でセリフをどんどんどんどん喋って、どんどん物語を動かしていかなきゃいけない。最初に稽古に入ったときには、ちょっと慣れが必要だった」と苦労を明かした。
日本のみならず、世界中で愛されている作品。「音楽が素晴らしい。チャーリーの成長物語に感銘を受けたり、ローラの一つ一つの言葉に感銘を受けたり。気づけなかったことに気づけたり、改めて気づけたりするものが散りばめられている作品。今の時代で言う多様性を受け入れることにもたくさんつながるものがあると思う」と分析。それこそが「『キンキーブーツ』が愛される1つの魅力なんじゃないか」とした。